「週刊大衆」詰め将棋欄を52年間休まず続ける棋士という記事より。
発行部数累計10億冊を突破した「週刊大衆」(双葉社)の詰め将棋欄を、創刊号から52年間、1回も休まずに担当してきた丸田祐三さん(90)。現役時代は歩の使い手で、「小太刀の名手」と呼ばれた。連載も1歩ずつ歩みを重ねての偉業である。
新聞とか雑誌とか、小さなコーナーですけど、ありますね詰め将棋のコーナー。
なんと「週刊大衆」には、創刊号から52年間、一回も休みことなく詰め将棋欄を担当している丸田祐三氏という人がいるそうです。
なんと、御年90歳です。
その後、2年間で八段というスピード昇段を果たし、30歳で日本将棋連盟理事に。理事を約30年間勤めあげ、会長に上りつめた。戦後の将棋界発展への貢献が認められ、81年には藍綬褒章、95年には勲四等旭日小綬章を受章している。
なんとなんと、日本将棋連盟理事から会長まで務めたそうです。
「昨年、もう90歳だしそろそろ…と言ったんですが、そのまま続けてくださいと言われましてね」ということで、お身体に気をつけて、頑張って欲しいです。
「現在も雑誌3誌と全国紙1紙で担当している」っていうんだから、すごいよなぁ。詰め将棋の神様みたいな人ですね。
丸田祐三 – Wikipediaもしっかりありましたよ。
「ヒネリ飛車」を得意戦法としていた。「丸田新手9七角」は丸田流とよばれる。将棋世界2007年9月号の企画、「現役棋士が選ぶ衝撃の新手・新戦法ベスト10」において第10位に選ばれたことからも(昭和に生まれた戦法の中で唯一のランクイン)、そのインパクトの強さを物語っている。現代ではプロの実戦の中ではあまり指されなくなったが、将棋の定跡書には今なお必ず掲載されている。