韓国、携帯電話鎖国がついに終焉という記事より。
この3月より、韓国では海外メーカーの携帯電話端末が多数販売されるようになった。韓国が国策として開発した「WIPI」というモバイルインターネットミドルウェアの搭載義務が4月から廃止され、スマートフォンの場合は既にWIPIを搭載しなくても韓国内で販売できるようになった。
韓国では携帯電話に「WIPI」というモバイルインターネットミドルウェアの搭載義務があったそうなのですが、これが廃止されることになり、携帯電話鎖国が終焉へ、なのだそうです。
日本はこうした義務はないですが、ガラパゴスと言われているので、ちょっと韓国の状況は興味があります。とはいえ、鎖国とガラパゴスでは、ちょっと違いますけどね。
韓国の携帯電話代理店をいくつかヒアリングしてみると、スマートフォン=ビジネスマンでもないらしい。独身の会社員や役員クラスの「ビジネスマン」の人がスマートフォンやハイエンド端末を使っているのはよく見るが、モバイルインターネットの主なユーザー層が高校生〜20代なので、自然と最新のハイエンド端末やスマートフォンも高校生や大学生がコアなユーザー層だという。
もちろん日本の携帯電話は独自進化していて使いやすいのだと思いますが、Google Androidを搭載した携帯電話が登場するあたりから、日本のスマートフォンのシェアというのは変わってくるのでは、と思っています。
もちろんいきなり何十パーセントもシェアを獲得することはないとは思うのですが、若い世代や年配層を中心に、着実に裾野を広げていくのではないかと。あくまでも予感ですけどね。