英国でパブの「ハッピーアワー」割引禁止という記事より。
世界に知られるパブ文化を誇る英国で、酒の飲み過ぎによる健康被害や暴力事件を減らすため、夕方からの一定時間にパブが割引料金で酒を提供する「ハッピーアワー」の禁止など、酒類販売の規制強化を政府が近く公表する。
アメリカに行った時に「ハッピーアワー」というのがあって、これはなんだろう? と思ったのですが、要するに夕方の早い時間帯の割引、つまり集客の手段の一つだったんですよね。
で、イギリスではこの「ハッピーアワー」を禁止する方向で動いているのだそうです。
その理由というのが、
英保健省は今夏、アルコールに起因する国家医療制度(NHS)の年間支出が27億ポンド(約4000億円)以上との報告書を公表した。
というところにあるようです。政府の諮問機関では、スーパーでの酒の安売り禁止まで求めているそう。
いかに「ハッピーアワー」と言えど、そんなに大量には飲めないような気がするんですけどねぇ‥‥。イギリスのパブ事情は違うんでしょうか。
「飲む量は自分で決めるさ。政府が関与することじゃない」とパブに通う男性の反発するコメントが紹介されています。
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早い時間からの集客を目的とするハッピーアワーは庶民に人気がある一方、飲み過ぎにつながるとの批判があった。