ある意味、不純な動機で…元フリーターが三つ星料理人という記事より。
新潟市燕市出身。高校卒業後、地場産業の洋食器問屋に就職し、20歳で上京した。生活資金を稼ぐためにフリーター生活を始め、原宿のカフェで働いた。「もともと台所に立つこともなく、カフェでスパゲティやハンバーグを作ったのが初めての料理」と振り返る。
先ごろ発表された「ミシュランガイド東京2009」で、新たに三つ星シェフの仲間入りした日本料理「石かわ」の店主・石川秀樹氏は、元フリーターなのだそうです。
「いい加減、フリーターはやめようか…」と思っていたところ、アルバイトしていたカフェの近所にあった日本料理店ならば「いいものを食べさせてくれそう」という動機で働きはじめたのだそうです。
料理長は石川さんが料理だけに打ち込むよう、アパートにあったテレビを新潟の実家に送り返した。同僚は年下ばかりで「何度もやめようと思った」が、熱心に指導してくれる料理長に「迷惑はかけたくない」と仕事を続けた。
何年くらい修行を続けたのか分かりませんが、やめようと思いつつも務めきって自分の店「石かわ」を持ったのですね。
そして、この度の「ミシュランガイド東京2009」で、新たに三つ星入りという訳です。
石川さんは「やさしい味がする料理」が得意だ。ミシュランから三つ星の報告を受けたときは思わず泣いたが、「これからも今まで通りにやるだけ」と淡々として、おごる様子はない。
ミシュラン「三つ星店の傾向読めた」…山本益博氏という記事によると「石かわ」には「素晴らしい女性の従業員がいらして、料理の説明、料理を出すタイミングなど絶妙」なのだそうです。
機会があれば行ってみたいですけど、予算が15,000〜20,000円では、そんな機会もないだろうなぁ。
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