死海文書、ネット公開へ…先端技術で画像保存という記事より。
イスラエル考古学庁は30日までに、旧約聖書の最古のヘブライ語写本を含む「死海文書」を先端技術を駆使してデジタルカメラで撮影、データバンクに保存し、インターネットで一般公開する事業を始めたと発表した。
「死海文書」というと「エヴァンゲリオン」を思い出してしまうのですが、アニメの中のお話ではなく、実在している文書です。
死海文書 – Wikipediaによれば、1947年から1956年にかけてイスラエルの死海北西の要塞都市クムランの近くの11カ所の洞窟で発見されました。「ヘブライ語聖書の断片を含む約850巻の写本の集まり」です。
約2000年前に書かれた死海文書は古代ユダヤ教や初期キリスト教を研究する上で重要な資料。
2000年前に書かれた文書が残っている‥‥というのに、本当に驚かされますが、それをデジタルカメラで撮影し、インターネットで公開するという事業がスタートしたそうです。
NASAの元技術者も参加しているそうです。
死海のそばで見つかったら「死海文書」な訳ですが“死の海の文書”と連想すると、非常にミステリアスな感じがします。
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