機内で男性客が心肺停止、乗客の看護師が救うという記事より。
インドネシア・バリ島行きの旅客機内で、心肺停止状態になった男性客を乗客の女性看護師が心臓マッサージなどの緊急措置をして一命をとりとめていたことが、分かった。
テレビドラマやマンガで、飛行機で乗客が病気になった際に「お客様の中にお医者さまはいらっしゃいますか?」とやっているシーンは見たことありますが、実際に起こりうるのですね。
バリ旅行のために飛行機に乗っていた看護士の女性が「斜め前の座席で60歳代の男性が倒れた物音に気付き」目を覚ましたのだそうです。
そして「呼吸音から、舌がのどに詰まる舌根沈下の状態」であると分かり、気道を確保しながら心臓マッサージを行い、心肺停止状態だった男性は息を吹き返したとのこと。
しかも、他に女性看護士が二人も乗っていてのだとか。
あるんですねぇ、こういうこと。
もしかすると医療関係者が一人も乗っていない場合もあるのでしょうが、このように複数人が乗っていることもあるのですね。
看護士の女性は。救急医療に苦手意識があったのだそうですが、その分、積極的に勉強会に出席するなどしていたそうです。看護士になって2年目ということです。
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