居酒屋の「和民」が、居酒屋業態からリーズナブルな価格で焼肉を提供する焼肉業態の「焼肉の和民」への転換を発表しておりましたね。現在の居酒屋業態店舗を転換し、2022年3月期末までに120店舗を出店するとしています。
新しい生活様式下の外食ニーズの変化に応える新業態への転換が求められているとして、居酒屋「和民」全店をはじめとして順次「焼肉の和民」に転換していくことで、駅前好立地を強みとした焼肉事業を、居酒屋業態にかわる主幹事業と位置づけるそうです。
要するにみんなでワイワイと居酒屋に行くという業態は廃れていく‥‥ということですよね。家呑みにとって代わられるのではないか、と。わざわざ外食するなら、家でやりにくい焼肉ということなのでしょう。
ここ半年くらいを振り返ると、焼肉はなかなか家でやりづらいし、いろいろな部位を食べる、炭火で食べるとなったら、やっぱり焼肉店に行きたくなったなぁ、と思い出します。
「焼肉の和民」では、独自開発したオリジナルのブランド和牛「和民和牛」を提供するそうです。看板メニューの「ワタミカルビ」も390円とリーズナブル。食べ放題のコースも2,880円、3,480円、4,380円と安価です。
家族で外食するにしても、居酒屋よりは焼肉のほうが行きやすい雰囲気はありますね。
非接触型飲食店への対応策として、料理配膳ロボットが導入され、配膳&下げ膳を担当するそうです。ちょっと見てみたい。
肉や料理は”特急レーン”に乗って運ばれ、従業員との接触率も減ります。回転寿司みたいですね。
また、最新の排煙・空調設備の導入により3分に1回、店内の空気が完全入れ替えされるそうです。
1号店は「焼肉の和民」大鳥居駅前店となります。
新型コロナウイルス以降、それでもやっぱり賑わいのある業態を調査すると、それは焼肉店だった、ということなんでしょうかねぇ。「和民」が「焼肉の和民」になるのって、ものすごい決断だと思いますが。