世界2位のハンバーガーチェーンである「バーガーキング」が、日本の事業の運営権を投資ファンドに売却し、大量出店を加速させる方向で動き出したようです。2007年に日本に再進出してからもう10年が経過していたのですね。マック独走阻止へ、目覚めるバーガーキングという記事になっていました。
世界第2位のハンバーガーチェーン、米バーガーキングは17日、日本事業の運営権を投資ファンドに譲ると発表した。2010年から韓国ロッテリア主導で運営してきたが、低成長が続くことに三くだり半を突きつけた格好だ。
「バーガーキング」は2007年に日本に再進出、2010年からは韓国ロッテリアが買収して事業を進めてきていました。このあたりは次のような記事になっています。
▼「バーガーキング」2007年に日本再進出(2006年)
1996年に西武鉄道グループなどの出資で1996年に進出、業績不振で2001年に撤退、ロッテリアの経営再建もしていた企業経営支援のリヴァンプとロッテで乗り出す、とのことでした。
▼「バーガーキング」が日本に再上陸(2007年)
日本に再進出したのが2007年でした。
そして2010年。
韓国ロッテリアが、約14億円の負債を引き継ぎつつ100円で買収していました。
店舗数もそれほど多くなく、確かに地道に運営されているような印象がありましたが「日本ではわずか98店舗。日本マクドナルドの2900店舗に大きく引き離されている」ということです。
バーガー戦国時代再び キング、米主導で大量出店によると。運営権を譲渡するのは「韓国で300店を運営する投資ファンド」とのことです。
大量出店を計画するのはバーガーキングだけではない。2016年にフレッシュネスバーガーの運営会社を買収したコロワイドは現在の160店を400店に引き上げる計画。ウェンディーズ・ジャパンに買収されたファーストキッチンは両ブランドのコラボ店を約20店から100店にする。
ハンバーガー戦争が勃発!? 個人的には「バーガーキング」も浦和駅周辺に出店してくれると嬉しいのですが。