映像無断使用でHIDE側がYOSHIKI側に20億円請求

映像無断使用でHIDEさん側20億円要求という記事より。

X JAPANのギタリスト、故HIDEさんの所属事務所と映像の無断使用問題で、リーダーYOSHIKIとYOSHIKIの所属事務所「ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)」が19日、HIDEさん側から20億円の支払いを求められていることを明かした。

HIDEが「X JAPAN」を“脱退”!?という記事でもお伝えしていたのですが、HIDEの映像使用を巡ってYOSHIKI側とHIDE側がもめています。なんと、HIDE側が20億円を請求していることが明らかになりました。

YOSHIKIは公式サイトで「今回の問題はHIDEの遺族の方々の意思でないことを願っている。そして、この問題は自分が解決する。このようなことになって一番悲しんでいるのはHIDEだと思う。映像があろうとなかろうと、HIDEと一緒に世界に羽ばたこうと思っている意思は変わらない」とコメントしています。

完全に泥沼化しているのですが、20億円というのは果たして適正なんでしょうかね。法外な金額のようにも思えますが、そうなると断固としてHIDEの映像は使わせたくない、ということなのでしょうか。

それとも、契約に関していろいろ齟齬もあったようなので、HIDE側が心情的に許せなくなっているのでしょうか。

YOSHIKI、20億円請求に逆提訴もに、やや詳しい事情が記されています。

JMAは今年3月、契約金や公演出演料などが未払いだとしてネクスター社に対し、約3億7500万円の損害賠償を求めて提訴している。関係者によると、肖像権を巡る騒動は同時期から始まり、十三回忌を境に話が加速していったという。

かつてXのコンサート運営を手がけていた「ネクスターコーポレーション」という制作会社も絡んできているようです。

5月の十三回忌法要では、HIDEの実弟でヘッド社社長の松本裕士氏がYOSHIKIに代表焼香を依頼するなど、少し前までは関係も良好でした。

YOSHIKI側は「事実であれば、法廷の場で事実関係をすべてはっきりさせたい」としているようですが、どういうことになるでしょうか。

BLUE BLOOD

B00000764X

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YOSHIKI、20億円請求されたウラ側 HIDEめぐり…

JMA側によると、HIDEさんの所属事務所「ヘッドワックスオーガナイゼーション」から、17日に通知書が届いた。それによると、Xのコンサート運営を手掛けた音楽制作会社「ネクスターコーポレーション」からヘッド社に3億円を返済させ、JMAがネクスター社に20億円を支払わなければHIDEさんの肖像権契約を無効にするとの内容という。

X JAPANが映像使用でトラブル

この日、「JMA」は、17日にHIDEさんの所属事務所から「20億円支払わなければHIDEの肖像権使用契約は無効」との通知書を受け取ったことを発表。その上で「(HIDEさん側が)訴訟を起こすということが事実であれば、逆に法廷の場でこれまでの事実関係をはっきりさせたい」との見解を示した。