「キャプテンハーロック」映画化で松本零士が困惑

<キャプテンハーロック>松本零士さん「許諾してない」と困惑 韓国で映画化報道という記事より。

人気マンガ「宇宙海賊キャプテンハーロック」の韓国での映画化が16日、一部エンタメ情報サイトで報道された。しかし原作者の松本零士さんは「先走りだ。映画化の許諾はしていない」と話し、困惑している。

韓国のエイトピークスと、日本のゲノムエンタテインメントが、制作費100億円規模で実写映画の製作契約を結んだと報じられたことに関して、原作者の松本零士氏が困惑しているみたいです。

「報道については知っているが、私自身は正式な話は受けていないし、許諾もしていない。『ハーロック』の映画化などについては海外含めていろいろな提案は受けているが今回の韓国の話は初めて。先走ったもので、困っている」

原作者が正式な話を聞いていない、というのはどういうことなのでしょうかね‥‥ゲノムエンタテイメントが権利を持っている、ということなのでしょうか。

「ゲノムエンタテインメント」はウェブサイトが見つからないのでよく分からないのですが「CG アニメーション「Synapi」のシリーズ展開」というPDFに「エヌ・ティ・ティ・ラーニングシステムズ」と並んで出てきます。

ココから分かる住所の東京都港区南麻布1-6-15 – Google 検索してみると、現在は「エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ」と同じ所在地でした。

またPDFには「@genome-ent.com」というメールアドレスが記載されているのですが、既にこのドメインは利用できなくなっているようです。

PDFに名前が出ている佐谷秀美氏はゲノムエンタテインメントの代表取締役で、プロデューサーなどをされている方のようです。

松本零士といえば、槇原敬之との盗作騒動も記憶に新しいところで、ちょっとトラブル続きな印象ですが、大丈夫でしょうか。

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