東京駅の丸の内側、しかも駅チカで一杯呑むのに最高の店ができていました。それが「天丼てんや」のちょい飲み業態「てんや酒場」です。
昨今は吉野家や日高屋だけでなく、ファミレス業態もちょい飲みに参戦しています。もともと天ぷらを肴に一杯呑める「天丼てんや」ではありましたが、より強くイメージしたのが「てんや酒場」ということでしょうか。
いずれにせよ、天ぷらをつなみながら一杯、お安く呑めるというのは大歓迎なのです!
(塩見さんのツイートで知って行ってきました!)
「てんや酒場」のメニュー
「てんや酒場」の外観ですが、見た目は至って普通の「天丼てんや」です。というのも、どうやら店舗としては「天丼てんや 丸の内北口店」のようなんですね。
店の外の「てんや酒場」の直立したバルーンがなければ、ここが「天丼てんや」の酒場だとは気づかないかもしれません。
というか、むしろ「天丼てんや」の中に「てんや酒場」が同居している‥‥というのが実際のところのようで、メニューのみ通常のてんやとは異なっているようです。
メニューには、しっかりと「てんや酒場」と書かれています。
注目はドリンク込みのお得なセットの「天ぷらセット(800円)」と「お刺身セット(800円)」です。天ぷらセットは海老、いか、まいたけの3点盛り。
お刺身セットはまぐろたたき、いか刺し、たこブツから一品、となっています。それぞれ枝豆つき。ドリンクはビール、ハイボール、レモンハイ、ウーロンハイから選ぶことができます。
おつまみは冷奴130円、枝豆150円、韓国キムチ180円、ハルピンキャベツ180円、バリ辛メンマ180円などのリーズナブルなものから、ポテトフライ320円、ごぼう唐揚げ320円、玉子焼き360円など。
ポテトサラダは150円、キムチポテサラ180円、明太ポテサラ180円、てんやのポテサラ180円、高めのところだと刺身類でまぐろたたき470円、たこブツ470円、いか刺し470円、刺身盛り合わせ680円となっています。
ドリンク類はキリン一番搾りの生ビールが430円、ホッピーセット460円(ナカ・ソト260円)、ハイボール380円、レモンハイ380円、ウーロンハイ380円とまずまずの価格帯ですが、東京駅の丸の内北口すぎと思えば、安いのではないでしょうか。
てんやの酒場なので、やはりおつまみもメインは天ぷらでしょう。
いんげん40円、なす70円、れんこん80円、まいたけ100円、いか100円、白身魚100円、ほたて130円、海老220円、穴子250円。これらをお好みで注文できるのは楽しいです。
あらびきウインナー天100円、薄皮ぎょうざ天100円、玉子焼き天100円肉シュウマイ天120円、ポテサラ天150円、モッツァレラチーズ天150円、かまぼこ天150円、鶏つくね天150円、明太子天180円、鶏天180円、厚切りハム天180円あたりは、なんでも天ぷらにしてやろうという野心が興味をひきます。食べてみたい!
のり塩ポテトのかき揚げ150円、紅生姜のかき揚げ150円も酒が進みそうです。天ぷら盛り合わせ460円を頼んでもいいかも。
天ぷら南蛮というのも珍しいもので、鶏天南蛮380円、海老天南蛮380円、いか天南蛮380円などとなっています。
もちろん「天丼てんや」の酒場ですので、しっかりと天丼を食べることもできます。
〆にはうどんとそばの単品もありますが、天丼とセットにすることも可能です。
「てんや酒場」で呑んだ・食べた感想
訪れた日がたまたまプレミアムフライデーの夕方だったため、こちらの800円のセットメニューが680円になっていました。ラッキー。
天ぷらセットから、まずは生ビールと枝豆が登場。ビールは苦味がきつかったのですが、一番搾りってこういう味でしたっけ?
店内はほとんどがカウンター席ですが、テーブル席も3つほどあり、普通にグループで一杯呑むことができます。
この日も普通に天丼を食べる人、二人で呑むサラリーマンに加え、女性二人組もテーブル席で飲み会をスタートしていました。この界隈では「てんや酒場」はけっこうメジャーなのでしょうか?
ほどなくして天ぷらも登場。
海老、まいたけ、イカ、揚げたての天ぷらを肴に生ビールをグビグビ。やはり揚げたての天ぷらは美味しいです。時間があればもっと色々と食べたいところでした。
テーブル上には漬物もありますので、これも箸休めになりますね。天ぷらは揚げたてを藻塩で食べるのも良さそうです。
16時〜19時は早割として、アルコール類7種(ハイボール、ウーロンハイ、レモンハイ、カシスオレンジ、カシスウーロン、カシスソーダ)が300円で提供されます。となれば、飲まねばなるまい。
レモンハイを呑みました。甘ったるくない感じで、なかなか美味しいレモンハイでした。
気になる夜の営業時間は23時まで。ラストオーダーはフードが閉店40分前、ドリンクが閉店30分前となっています。
滞在時間は30分ほど。もしかすると800円のセットメニューを頼むより、レモンハイまたはハイボールを呑みながら好みの天ぷらを頼む‥‥という使い方の方が満足度が高いかもしれません。枝豆より天ぷらが食べたいですね!
「てんや酒場」というメニューが導入されれば、あらま簡単に「天丼てんや」が「てんや酒場」に早変わり! という感じなので、これはあちこちの「天丼てんや」に導入されるのかもしれません。
が、もしかしたら「ちょい飲み」メニューがある店舗は、そちらの方がお安く呑めるかもしれないと「てんや」海老天の食品サンプルとリアル海老天を見比べながら天ぷら呑みしたら1人1,200円でしたという記事を読み返しながら思いました。
調べると、まだ「てんやでちょい飲み」はあるので「てんや酒場」でなくても、普通に「天丼てんや」で呑むのも良いでしょう!
とはいえ、東京駅丸の内北口すぐの立地の「天丼てんや 丸の内北口店」はとても素晴らしい場所にあるので、東京駅近辺での0次会または2次会などで間違いなく再訪します。
ごちそうさま!!!!
「天丼てんや 丸の内北口店」のアクセス・予約
>>天丼てんや 丸の内北口店 – 大手町/天丼・天重 [食べログ]
住所:東京都千代田区丸の内1-7-2 味の散歩道