ホンダはこうした——発見! アクセス解析は広告の効果測定に使える(前編)という記事より。
月単位、日単位、さらに秒単位にまで踏み込んで、広告の掲載時期とアクセス数の変化をひも付けた。すると、ある車種(A)で、広告掲載に合わせてサイト上のAのコンテンツにアクセスが集中するという現象を多数確認できた。
「企業サイトを宣伝活動の効果測定に活用するというアイデア」に早くから注目していた、ホンダの取り組みを紹介している記事です。
テレビやラジオ、新聞、雑誌などの媒体と、自社サイトへのアクセス数の相関関係を探り、それらが関係している事例を発見し、宣伝活動を効果測定するための方法としているそうです。
自社サイトの運用に関係していて、あまりアクセス解析を重要視していなかったなー、という人は、読んでみると参考になるのではないかと思います。
ホンダは以前、テレビ番組内で特別製品の120秒版CMを、一定間隔ごとに計5回放送し、その都度サイトへのアクセス数を計測して消費者の反応を秒単位で検証した。
放送を繰り返すに従って、アクセス数が増えていく‥‥こうしたことも、アクセス解析をしているからこそ、分かるのですよね。
ここまで綿密にアクセス解析をするのはなかなか大変ですが、毎日、アクセス解析を見ているだけでも、見えてくるものが変わってきます。
ブログも継続するのが大事ですが、実はアクセス解析もそうなのです。継続していくことで、日々の小さい変化にも気づくことができるようになります。
「クチコミの技術」で効果測定の項を設けたのも、こうした理由からでした。
最近では「Google Analytics」もバージョンアップし、非常にグラフィカルで分かりやすく、そして使いやすくなりました。企業ポリシーにもよりますが、導入してみるとこれまで見えなかったことが見えてくるかもしれません。
日々のデータをメールで送信することもできるので、なかなか便利ですよ。