アップル、「iWork」をアップデート–ePubフォーマットのエキスポートが可能になっています。
同アップデートによって「Keynote」「Pages」「Numbers」の問題が解消するほか、Pagesで作成した書類を標準ePubファイルフォーマットで書き出す際の互換性が向上する。
どういうことかというと、ePubファイルフォーマットで書き出した文書は、iPhone/iPad/iPod touchのiBooksで閲覧することが可能になります。
ePubというのは「HTMLやWebブラウザソフトのオープン性を保持しつつ、インターネット接続が切断された状態のPDAやノートパソコンなどでも読書が継続できるようにダウンロード配信を前提にパッケージ化された、XHTMLのサブセット的なファイルフォーマット規格」です。
実際に「Pages」から書き出しを選択するとこんな感じに。
「Pages で ePub ファイルを作成する方法」も参考にしてください。「ePub の PDF のどちらを使うか」という話もあります。
本やレポート、報告書、論文、教材など、文章が重要な部分を占めている場合は、ePub を使います。
パンフレットやチラシ、イラストを多用したマニュアルなど、レイアウトを重視した書類には、PDF を使います。