木曜日にApple siliconベースのMacでDiscordをアップデートした場合、おそらくプログラムが開かなくなったことでしょう‥‥ということで、AppleInsiderが「Discord」で起動しない問題が発生したことを伝えています。How to fix Discord in macOSという記事です。
※記事中で紹介されている「Discord」のバージョンは0.0.279で、手元環境で問題なく起動しているバージョンは0.0.280なので、既に問題に対応している可能性があります。
この問題はアプリを再起動して再インストールしても解決しなかったということです。そこで紹介されていた対応方法が、Rosettaを使って「Discord」を開くという設定でした。
アプリアイコンを右クリックして「情報を見る」から開くことができます(またはアイコンを選択して⌘+i)。
つまり「Discord」はApple siliconと何らかの問題があったため、Rosettaを使用して問題を回避するという方法が取られたということでした。
Rosettaは、特定のアーキテクチャのプログラムコードを持つバイナリを、別のアーキテクチャに適宜変換することでバイナリの互換性を維持するAppleの技術です。
Rosettaを使用して問題を回避するというのが面白い発想だと思ったので、メモがてら紹介しておきます。