どれが最速?–Mac用Windows仮想マシンパフォーマンス比較という記事より。
VMwareが「VMware Fusion 1.0」を正式リリースしてから、まだ数週間もたっていない。これで、Intelベースの「Mac」上で「Windows」アプリケーションを動作させる方法が4種類も揃った。
なかなか自分で仮想環境を比較テストするのは難しいので、こうしたレポート記事はありがたい限りです。特にWindowsも併用したい人には貴重な情報ではないでしょうか。
テスト内容は、
・マルチメディアマルチタスキングテスト
・Adobe Photoshop CS3テスト
・Cinebench R10テスト
・Quake 4テスト
などとなっています。
全ての仮想環境がテストを全て実施できている訳でないので、対応している/いないというのも検討時の参考になるでしょうか。
仮想環境という意味で考えると、
・VMware Fusion
・Parallels Desktop for Mac
が現実的な選択肢かと思いますが、性能では「VMware Fusion」が上であることが見て取れます。ただし「Quake 4」を動作させることがでたのは「Parallels Desktop for Mac」だけでした。
とはいえ、
Macで動作させるのがOutlookやExcelといったありきたりなWindowsアプリケーションだけであれば、今回取り上げた仮想化オプションはどれを使っても大きなパフォーマンスの差は感じられないはずである。
ということです。確かにハードな作業をさせるのであれば、Windowsマシンを使うべきですね。
価格でいうと、
・VMware Fusion 79.99ドル
・Parallels Desktop for Mac 79.99ドル
となっています。Parallelsは日本語版を購入することもできます。現時点で日本語の情報ということを考えると、Parallelsの方が多いかもしれませんね。
いずれにせよ一つでなく選択肢があり、切磋琢磨してバージョンアップしていくというのは嬉しい環境です。