アプリケーションをIntel Macに移行させるには?

Intel Mac、移行の手間は? 速度差は? – Webブラウザ「シイラ」で実際を探るという記事より。

そこで、実際に開発中のアプリケーションをUniversal Binaryへ移行した模様をレポートしよう。題材となるのは、筆者が開発中のオープンソースWebブラウザである「シイラ」だ。シイラは、バージョン1.2.1でUniversal Binary化を行った。その手順と、Intel CPUで性能は向上したのかを紹介しよう。

開発者だったら興味津々、開発者でなくても興味深く読める記事です。確かに、これまでのアプリケーションソフトを移行して「どのくらいの手間がかかるのか、またその苦労に見合うだけの効果を得ることができるのか」というのは気になる部分です。

前提条件の環境があり、その上で「CPUの相違によって問題が起こる箇所を取り除く作業が必要」になるそうです。

具体的には、エンディアンの違いによる問題や、AltiVecのようなPowerPC固有の命令セットを使っている場合の対応などがある。この作業の量が、Universal Binaryへの移行が易しくなるか、難しくなるかを決めることになる。

なるほど。

ということで、シイラをUniversal Binary化していくのですが、これまでブラックボックス的作業だと思っていたものが、具体的に説明されていて勉強になります。

アプリケーションを使う時は、こうしたことにも感謝しつつ。