「iPhoto 6」は13,000枚のライブラリもサクサク動く

「iLife ’06」が予定より早く出荷されました。届いたので早速インストールしています。まず始めに気になったのは「iPhoto 6」です。25万枚までストレスなく取り扱えるというのは本当でしょうか?

「iPhoto」はリリースされた時から愛用しているアプリケーションの一つです。これがあるからMacが楽しいといっても過言ではないくらい。それくらい惚れ込んで使っていたのですが、ある時を境に起動するのが苦痛になりました。

10,000枚を超えるあたりから、起動に異常に時間がかかるようになってしまったのです。アプリケーションの限界を感じてしまいましたね。もうホントに写真を取り込むのが苦痛なんですよ。起動するのが楽しくない。

そんな折、オプションキーをクリックしながら起動することで、ライブラリを分けるという方法を教えて貰いました。

写真(ライブラリ)が複数の場所に分かれてしまうのは不本意だったのですが、背に腹は代えられないということで、2005年夏以前とそれ以降に分けて使うようにしました。確かにこれだと快適です。

ただ将来的に、次々とライブラリが増えていくという懸念があります。過去の写真を探る時がけっこう面倒になりそうに感じていたんですね。

で、アナウンスされた「iPhoto 6」には当然のように期待しました。とにかく大量の写真をスムースにさばけるかどうか、それが最重要ポイントです。

結論からいうと、ただいま13,000枚程度の写真がありますが、PowerBook G4にて全く問題なく使えています。こりゃええ! 本当にスピーディーにさくさく使えます。

Iphoto6 2

過去のライブラリとの整合性をどうしようか迷ったのですが、「ファイル」にある「ライブラリに読み込み」という機能を使って取り込みに成功しました。

ただいくつかの写真は日付がおかしくなってしまったような気もします(恐らく初期の頃の「iPhoto」で取り込んだモノ)。枚数は少ないので無問題とします。

あとは目新しい機能としては、全画面表示してトリミングや調整のできる機能があります。

Iphoto6

これまでの編集画面では小さ過ぎてできなかったような微調整ができるかもしれません。拡大表示する機能も、本当にスムーズに動きます。何よりなんとなく、プロっぽいのが良い感じです。

だいたいこれまで1年間に撮影する写真は6,000枚程度だということが分かりました。10年間でも60,000枚です。

さすがに25万枚のテストはしていないので、どこまでストレスなく使えるか分かりませんが、この先Macのスペックが上がっていくことも考慮すると、もう写真管理でストレスを感じることはなくなる、と言えるのかもしれません。

iLife 06
iLife 06 ファミリーパック