AppleがWWDC2019で新しいmacOSとなる「macOS Catalina(カタリナ)」を発表しました。「macOS 10.15」となります。
大きな変更としては、iTunesを「Apple Music」「Apple Podcasts」「Apple TV」という3つのアプリに分割、さらにiPadをサブディスプレイとして利用できる機能などが搭載されます。
「Catalina(カタリナ)」とは?
OSのの名前由来となっている「Catalina(カタリナ)」ですが、アメリカのカリフォルニア州にサンタカタリナ湾があり、サンタカタリナ湾内のチャンネル諸島の島の一つとしてサンタカタリナ島があります。
Appleのサイトの写真からすると、このサンタカタリナ島が「macOS Catalina(カタリナ)」の由来のようです。
島の形状とも合致しますね。サンタカタリナ島 – Wikipediaによればロサンゼルス港から南南西38kmに位置し、現在は保養地となっているということです。
カタリナ – Wikipediaによると「カタリナ」はヨーロッパの女性の名前で、キャサリン、カトリーヌ、カトリーナ、エカテリーナなどに対応するということです。
「macOS Catalina」の新機能
・iTunesを「Apple Music」「Apple Podcasts」「Apple TV」に分割
・iPadをMacのサブディスプレイにできる「Sidecar」
Apple Pencilによる入力もサポート。Final Cut Pro X、Adobe Illustrator、iWorkなどでも使える。
・「Screen Time」を導入
・「Voice Control」を導入
・MacアプリとiOSアプリを1つのコードから作成する「Project Catalyst」
「macOS Catalina」の対応機種
「macOS Catalina」は2012年以降にリリースされた多くのMacやMacBookに対応します。
「macOS Catalina」の正式リリースは2019年秋を予定しています。