OS Xから改称「macOS Sierra」発表 〜2016年秋にリリース、MacでSiriの利用が可能に

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WWDC 2016において、AppleがOS Xを改称した新しいMac向けOSである「macOS Sierra」を発表しました。2016年秋にリリース予定、MacでSiriの利用が可能になります。Apple Watchによるログインや、Universal ClipboardとしてiPhoneから近くのMacにテキストや写真、動画がコピー&ペーストできるようにもなります。

「macOS Sierra」の新機能

MacでのSiriの利用ですが、以下のようなことが可能になります。

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ダウンロードフォルダーのPDFを見せて欲しい、40年代のジャズを再生、レイクタホの天気を知りたい、ブロッコリーのスペルを知りたい、昨日の写真を見たい、といった問いかけが、Siriにより可能になります。

写真も機能拡張が行なわれ、人や場所などをベースにした写真のコレクションやスライドショーを作成するMemories、シーンによるインテリジェント検索、場所によるアルバム作成、人によるアルバム作成が可能になります。

Apple PayがSafariでも利用可能になります。Apple WatchまたはiPhoneで支払いを完了します。Apple Watchを装着していると自動でMacがアンロックします。

Universal Clipboard機能として、iPhoneの写真、動画、テキストを近くにあるMacにコピー&ペーストすることが可能になります。

Optimized Storage機能は、古いファイルを見つけ削除することを手助けし、ストレージ容量を確保してくれる機能です。不要なファイルを削除したり、使用しないファイルをiCloudに移動するなどしてくれます。

Safariで以外でもタブが使用可能になり、さらにSafariやiTunesの動画はPicture in Picture機能でウィンドウをフローティングさせて表示することができます。