本田雅一氏の時代に合わせ新環境に移行した“我が家オフィス”というコラム。
このところまったく変化の無かった我が家のPC環境。しかしMac miniがその一員に加わったことで、玉突きのように何年も使い慣れてきたアプリケーション/サーバー/ネットサービスの環境が変化してきている。
Mac miniを導入することで、家庭内のネットワーク環境が変わりつつある、という話を読むのはなかなか楽しいものですね。他の人がどういう風に環境構築しているかというのは、デスクトップを覗き見るのと同じくらい、興味がある話です。本田氏は「今や調べものや文章の執筆、インターネットへのアクセス、デジタル画像の管理や印刷などは、PCではなくMacで行なっているほど」だそうです。
そして、Mac miniを導入したことは「むしろ8年ほど続いた環境を見直す良いきっかけになったと思う」と。さらに「今や自宅にサーバーを持たなくても便利な自宅オフィスを作ることぐらいは簡単にできてしまう」と。マイクロソフトのExchangeサーバーとOutookの組み合わせを見直し、「オープンなプロトコルとオープンソースのアプリケーション」への移行にチャレンジされています。
さくらインターネットのサービスを変更し、
つまりIMAP4をサポートしたメーラーが動くコンピュータなら、WindowsでもMac OSでもUNIX系でも、おなじメールボックスを同期させられる。デスクトップPCとノートPCを併用するユーザーには大容量ということもあり利用価値が高い。また、Webメール機能があるため、その気になればWebブラウザさえ動く環境なら、どこからでもメールボックスにアクセスできる点も便利だ。
このようなメール環境を構築、スケジュールに関してもWebDAVサーバで対応しているそうです。
インターネット上に巨大なストレージを安価に持てるようになった今、ふと気付いてみると、やや古い常識にこだわりすぎて考え方が固くなっていたのかもしれない。肩の力を少し抜いて落ち着き、そして新しい環境に移行してみると、機能面では完璧ではないにも関わらず、自分の手から外部のサーバーに負担が移行し、ずっと楽な気分だ。
サーバ運用がアウトソーシングされる、となると、かなり気分が楽になるというのは分かる気がします。ぼくも自宅サーバでネタフルを運用していた頃は、管理らしい管理はしていなかったものの、やはり運用に気を使っている部分がありましたから。