1,000台のMacを繋げた研究者が語り合う

1000台規模のMacをつなげた日米の研究者二人が語り合ったことという記事より。

各種CPUのベンチマーク・テスト結果を見ながら議論が弾むバージニア工科大学Kevin Shinpaughデータ・センター副所長と東京大学情報基盤センター情報メディア教育研究部門の安東孝二助

手作りで世界ラング3位に入るスーパーコンピュータを作り上げたバージニア工科大学のKevin Shinpaugh氏と、東京大学でiMacを1,149台導入した実動部隊の一人、東京大学情報基盤センター情報メディア教育研究部門の安東孝二助手が対談したそうです。

安藤氏。

G5とMac OS Xの組み合わせはとても強力で,エンジニアリング分野に応用するとUNIXのパワーがフルに享受できますからすごいことができます。でも,日本のユーザはMacintoshは簡単な道具としてしか見ていないので,なかなか大きな挑戦ができません。

Kevin Shinpaugh氏。

12台のPowerMac G5をInfiniBandでつないだものが200ノードのOpteronクラスタ・システムのちょうど半分の性能をたたき出しました。

とてもMacに関する話とは思えませんでした。利用者に優しいMac OS Xの側面と、研究分野でも実用にたえるUNIXの側面があることを、改めて感じました。