@haguredori が「こういうのあったらええんちゃう?」というので調べたところ、意外に簡単に実現できそうだったので、エイヤで作ってみました、LINEの「ネタフルbot」です。
正確にはLINE@という、公式アカウントを個人でも運用できるLINEの仕組みを使っています(もちろん企業でもOK)。無料で利用可能なので、興味のある人は気軽に試すこともできます。
MVNOだと年齢認証で引っかかったような記憶があったのですが、フォロワーとのメッセージのやり取りのためにのみ、年齢認証が必要でした。つまり一方的な情報配信に関しては、IIJmioなどMVNOのSIMを使っていても問題ありません。
「ネタフルbot」で何ができるのか?
LINEで「ネタフルbot」をフォローするとどんなことができるのか説明します。
飲食店の情報を返信する
ネタフルでは数百店舗の飲食店レビューを書いています。自分で過去記事を検索することもあります。そのため駅名を入力したら、そのエリアの飲食店の情報を自動返信で受け取れたら便利では、というのが始まりでした。
例えば「新橋」と送信します。
こんな感じで、ネタフルの「新橋」カテゴリーにある飲食店を自動で返信してくれる仕組みです。「新橋駅」でも対応しています。飲食店の数が多く紹介しきれない地域に関しては、カテゴリーに誘導するようにしています。
「ヘルプ」または「エリア」と送信します。
すると、対応エリアの一覧が返信されます。現在のところ50エリア以上、店舗数も約200店舗となっています。これは随時、アップデートしていく予定です。都内23区が中心ですが、こちらも少しずつ拡大していく予定です。
オススメ記事を送信する
もう一つの機能がオススメ記事の送信です。
今のところ正午に前日のオススメ記事を送信しています。一度に3つくらいの記事をくとめています。アクセスが多かったとか、ネタフル的に気になったものを、簡単なコメントをつけてお送りします。
「ネタフルbot」の仕組みは?
先述しましたが「ネタフルbot」は「LINE@」というLINEのサービスを利用しています。これは飲食店や中小規模の事業者がLINEを使って情報発信する仕組みです。個人でも無料から利用できます。飲食店などで「LINEの友だちになってください」というのは、この機能です。クーポン発行なども可能です。
「ネタフルbot」はLINE@の「キーワード応答メッセージ」という機能を利用しています。これは「A」というキーワードに対して「B」という情報を返信する、という機能です。
駅名に対して、あらかじめまとめて登録してある飲食店の情報を応答メッセージとして返信しているというワケです。仕組みとしてはアナログですが、簡単なので誰でも使える機能でもあります。
延々と返信用のテキストを入力していきます。絵文字の使用も可能です。
約200店舗を登録するのは骨の折れる作業でしたが @haguredori も手伝ってくれ、2日間くらいで終えることができました。
「ネタフルbot」お試しください!
ということで、ぜひ「ネタフルbot」を試してみてください!
「新橋駅の近くで確かネタフルが書いていた立ち呑み屋があったよな‥‥」みたいにお使い頂けたら本望です。今後も掲載店舗数は増やしていきたいと思いますので!
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「LINE@」の効果測定は可能?
「LINE@」の運用を開始すると、その効果が気になるところです。「LINE@」経由で実際にアクセスがあるのかどうか検証したいところですが、リンクするURLにパラメータを埋め込むことで実現できるようです。
▼LINE運用担当者は要確認!GoogleアナリティクスでLINEからの流入を計測する方法|ferret [フェレット]
URLの末尾に「?utm_source=line&utm_medium=social」といったパラメータを設定するだけで完了します。
長くなるようなら、短縮URLサービスを利用するなどの対応が必要になるかもしれませんね。