誰でもLINEスタンプを作ってひと儲けできる販売することができるLINE公式アプリ「LINEクリエイターズスタジオ(LINE Creators Studio)」がリリースされたのは知っていたのですが「自分には関係ないだろうなぁ‥‥」と思っていたのです。いくら簡単といっても、そこそこ手間はかかるのではないだろうかと。
しかし、やらないで判断するのは良くないと思い、重い腰を上げてiPhoneアプリ「LINEクリエイターズスタジオ」を試してみたところ‥‥
か、簡単すぎる!
16個のスタンプを作成し、LINEに申請するところまで1時間ほどで辿り着いてしまいました(8個から申請可能)。さらに審査完了までも数日、あっという間に自分のLINEスタンプがLINEストアで販売開始されてしまったのです!!
これで、ぼくも今日からLINEスタンプクリエイターです‥‥あなたもなりませんか?
ってことで「LINEクリエイターズスタジオ」でスタンプを作って販売する方法を解説したいと思います。こだわったら時間もかかると思いますが、けっこうアバウトに作っても大丈夫ですし何より無料なので、悩むくらいならとりあえず体験してみるのがオススメです。
「LINEクリエイターズスタジオ」でスタンプを作る方法
この記事ではiPhoneアプリ「LINEクリエイターズスタジオ」でスタンプを作り、販売する方法を解説しますので、何はなくともアプリはダウンロードしてください。
それでは初回起動から実際にLINEスタンプを作っていく手順を解説しますね。ぼく自身も「とりあえずダウンロードして試してみるか」くらいの軽い気持ちからアプリを使い始めたのですが、結果的にそのまま1時間くらいLINEスタンプを作成してしまいました。
アプリを起動したところです。「START」をタップします。
「スタンプを作ろう」をタップします。スタンプは8個から販売することができますので、かなりハードルも低いと思います。
まず最初にスタンプのタイトルを入力します。これは後からでも変更可能です。
続いてスタンプを作っていきます。
スタンプはドロー機能、アルバムの写真、カメラで撮影したものから作ることができますが、初めてのスタンプ作成であれば既にある写真を利用するのが最も手軽だと思います。ぼくも写真をベースにしました。
写真を選ぶと、まずはトリミング作業を行います。
指でなぞるだけなので、簡単は簡単なのですが、写真からのトリミングとなるとけっこう細かい作業となります。
拡大しつつトリミングすることもできるのですが、なかなか難しいものです。
けっこうガタガタです。まあ初めてなので良しとしましょう。
気にせずテキストなんかを入力していきます。絵も描けますし、なんならフィルターをかけたり色調調整もできます。できるのですが、スタンプにしてしまうと後からテキスト変更などができないので、ここは少し慎重になった方が良いかもしれません。が、手間のかかるスタンプでなければ、一から作成しなおせば良いのですが。
画像編集に慣れている人は、自分が使いやすい別のアプリで作った写真なり画像を、カメラロールから読み込むという方法でも良いかもしれません。
とまあ、これだけでスタンプが一つできてしまいました!
なんという手軽さなのでしょう!
これを8回なり16回なり繰り返していけば、LINEスタンプのセットが完成してしまいます。
今回は初めてなのですが、せっかく購入してくれた人も8個だと寂しいだろうと思い、頑張って16個のスタンプを作成してみました。
トリミングも細かくやるというよりは、ザクッとトリミングする方向に切り替えました。これなら簡単ですし、なんとなくそれらしい味わいも出ています。基本はテキストを入れて、必要に応じてフィルターしただけで、1時間ほどで16個のスタンプが完成です。
とにかく簡単すぎる!
「LINEクリエイターズスタジオ」でスタンプを販売する方法
続いて右上の「販売」をタップし、実際の販売への申請をするためのフェーズに移ります。
まずはLINEスタンプを販売するため「LINEクリエイターズマーケット」の認証を行います。これは「LINEクリエイターズマーケット」から諸々の情報へのアクセスを許可するものです。
続いて居住国、申込者名、氏名または屋号、メールアドレスといったユーザー情報を入力します。
申し込みをすると本人確認用のメールが届くので、それを確認すれば「LINEクリエイターズマーケット」への登録が完了します。
これで「LINEクリエイターズマーケット」への登録が完了です!
続いてクリエイターとしての登録を行います。
クリエイター名は英語と日本語のものが必要です。
続いて販売するスタンプの数を決めます。今回は16スタンプを作成し、それをそのまま販売しようと思います。
販売するスタンプをチェックして選択します。
メイン画像を選択します。
スタンプのタイトル、説明文、写真の使用に関する確認、販売価格、プライベート設定を設定します。
タイトルは英語と日本語が必要です。
価格は120円、240円、360円、480円、600円から選択可能です。ちなみに取り分はApple 30%、LINE 35%、作者 35%となります。
今回はLINE最高値を狙い600円のセレブスタンプにしています。セレブ専用スタンプというウリです。
LINEスタンプの販売に関しては、ショップで公開するか非公開にするか、を選択することができます。非公開にすれば、うちうちだけで使用するスタンプも不可能なわけではありません(送られた相手は購入することができてしまいますが)。
ぼくの場合はこのように設定してみました。
続いて販売エリアを選択します。世界展開することも可能です。
テイストカテゴリを選択します。
キャラクターカテゴリを選択します。
もう一度販売情報をプレビューし‥‥
LINEスタンプとして申請する準備が整いました。
写真の肖像権に同意し‥‥
審査リクエストを行います。
リクエスト完了です!
申請作業自体も1時間程度でした。LINEスタンプを作りはじめてから約1時間、さらに審査申請に約1時間ですので、約2時間で全ての作業が完了したことになります。簡単ですよね!
LINEスタンプの審査を待つ、からの販売開始へ
LINEスタンプの審査状況に関してはLINEのメッセージが逐一、送られてきますが、結果からいうと木曜日の夜に申請し、土日を挟んで水曜日に販売開始となりました。平日が営業日とすると、中三日ほどで審査が完了して販売開始されたこととなり、これは(きっと)膨大な申請数を考えるとかなりのスピードではないかと思います。
審査が完了して自動でLINEスタンプの販売が開始するのではなく、承認作業が必要となります。マイページはLINEメッセージをタップすると開きます。
「販売を開始します」でOKします!
自作のLINEスタンプが、ついに販売開始となりました!!
と、同時に、LINEのメッセージも届きます。
少しするとスタンプストアで検索することもできるようになります。無事にLINEスタンプを作成し、販売することができるようになりました。
使う人を選ぶスタンプですが、既に約20人からご購入頂いています。まさか自分で作ったLINEスタンプが売れるなんて、楽しい世の中です。
LINEスタンプ販売のまとめ
実際に試してみて分かりましたが「LINEクリエイターズスタジオ」というアプリのおかげでLINEスタンプを作成して販売することも異常に簡単になっています。想像以上でした。アプリの編集の自由度からいうと別アプリと組み合わせるとさらに楽になるのかもしれませんが、それは追々、試してみようと思います。とにかく「LINEクリエイターズスタジオ」だけで簡単にできてしまう事実は凄いです。
これだけ簡単にLINEスタンプの販売ができるようになると、色々とアイデアも湧いてきます‥‥とりあえずサクッと次のスタンプもリリースしてみようかと思っています。
ただし、600円のスタンプを販売しても自分のところに入ってくるのは210円なので「LINEスタンプドリーム!」みたいなものを掴むのは並大抵ではないでしょう。ぼくはイラストが描けないですし、収入面ではさらにハードルは高いのですが、手軽なのでお遊びのLINEスタンプ職人を目指してみたいと思ったりもしました。
以上「LINEクリエイターズスタジオ」でスタンプを作って販売する方法を解説してみました!
LINEスタンプ「オッジの祈り」はコチラから購入可能です。第一弾の「あたましろいオッジ」もよろしければぜひ(友人が作成)。どちらも価格は600円のセレブ専用スタンプです。
↓LINEスタンプの本を読んでさらに勉強してみようかと思います。