【LINE Pay】2019年6月に他社のネット通販にも提供へ

【LINE Pay】2019年6月に他社のネット通販にも提供へ

スマホ経由の消費、4割増の4万1700円 本社調査という記事の中で、LINEのスマホ決済サービス「LINE Pay」が、2019年6月に他社のネット通販にも提供開始することが触れられていました。

記事自体もスマホ決済に関するもので「最近1年間にスマホを使ってインターネット通販で買い物した金額は前年調査比で4割増え、平均年間4万1700円となった」など、興味深い数字が発表されています。

スマホを使ったキャッシュレス決済の利用も増えてきた。無線通信やQRコードを使うスマホ決済について聞いたところ利用経験がある人は15.4%で、前回調査から2.6ポイント増加した。20~40歳代に限ると、20%超が利用している。

無線通信やQRコードということなので、これはSuicaも含むのだと思いますが、そう考えるとまだまだ少ないでしょうか?

Suicaは使い慣れればなんてことないのですが、機種変更の時にカードの待避作業が必要とか、少し一般の人に優しくない仕様だと思うんですよね。

その点、LINE PayKyashは分かりやすいと思います。プリペイド式のクレジット決済である点も、現金主義の日本人にも取り入れやすいのではないかと。あらかじめチャージした金額しか使えないですからね。

Kyashはクレジットカードを登録しておくことで、足りなくなるとオートチャージしてくれる仕組みで、本命はこちらかな、という気もします(ポイントも二重取りできる)。LINE Payはコンビニや銀行口座からチャージします(チャージ自体は簡単ですが)。

そして、この記事で気になったのがここです。

LINEは19年6月にも、自社のスマホ決済機能「LINEペイ」を他社のネット通販に提供する。LINEのIDで本人確認をして通販の手続きができる仕組みで、スマホで購入するたびに住所や電話番号を入力する手間を省ける。

現在もAmazonや楽天のアカウントが他社のオンライン決済で利用できるようになっていますが、ここに「LINE Pay」も参入していくということです。若者には「LINE Pay」が浸透しつつあるようなので、オンライン決済でも大きく伸びる可能性はあると思います。