【悲報】「LINE Payカード」2%ポイント還元が5月31日で終了という記事を書いたとおり「LINE Pay」の利用特典が大きく変わることになりました。
中でも「LINE Payカード」の2%ポイント還元がなくなることに胸を痛めている人は少なくないことでしょう。むしろそれが「LINE Pay」の存在価値だったという人もいます。
分かります。クレジットカードを選び、使うにあたり、ポイント還元というのは大事な要素です。仮に年間36万円を使ったとして(月に3万円)、2%還元だと7,200円分がポイント還元されます。
この7,200円をいらないという人もいるかもしれませんがクレジットカードで支払いするだけで得られるものなので「やっぱり欲しい」という人が多いと思います。し、そういう人が多く「LINE Payカード」を使っていたとも言えます。
今どき、なかなかどこで使っても2%ポイント還元というクレジットカードはないですからね(プリペイドのクレジットカードとはいえ)。
ただ、それは「LINE Pay」の目指すところではなかったのも事実だと思います。こんな風にツイートしていました。
LINE Pay公式アカウントです。貴重なご意見ありがとうございます。LINE Payはウォレットレス社会を目指すため様々な取り組みをしております。より良いサービスを提供するための見直しの一環となりますのでご理解いただけると幸いです。
— LINE Pay公式アカウント (@linepay_jp) 2018年3月30日
「LINE Pay」が目指すところは「ウォレットレス社会」だそうです。となると、クレジットカードの普及はちょっと違います。あくまでもスマホ決済が目的地となるはずです。
その前段階として「LINE Payカード」の特典を手厚くし、まずは「LINE Pay」のユーザー自体を増やしていた、というのがここまでのストーリーのはずです。
ここにきて「楽天Pay」や「d払い」といった、競合となるスマホ決済サービスが登場しています。いずれもスマートフォンのバーコードやQRコードによる決済で「LINE Pay」としてもいつまでもクレジットカードに頼っている場合でもないとも言えます。
というところが「LINE Pay」がクレジットカードからスマホ決済に舵を切る1つの理由。と推測します。
もう1つは完全に希望的観測ですが「LINE Payカード」の2%ポイント還元が終了する2018年6月以降に「LINE Pay」の使える店舗がグッと増える見通しがたったはずです。
スマホ決済がいまいち使えない理由として、とにかく利用店舗が少ないことが挙げられます。仮に「LINE Pay」のコード支払いに2%ポイント還元がついたとしても、使える場所がないのであれば元からいるユーザーからはブーイングを浴びせられるでしょう。
例えば現在はコンビニはローソンのみですが、主要なほとんどのコンビニで使えるようになるとか、セブングループやイオングループは網羅するとか、とにかく「LINE Pay」コード支払いの利用できる店舗がいきなり増えるんです。
「モバイル決済 for Airレジ」も「LINE Pay」に対応していることを確認しています。
現時点でもビックカメラやソフマップ、BEAMS、SHIPSなどで対応しています。
Airレジによってさらに飲食店でも利用できるところは増えるでしょうし(使用例)、きっとこれまでの「LINE Payカード」と遜色ないくらいに「LINE Pay」のコード支払いができるようになる可能性が高いと思うのです!(強い希望的観測)。
こんな風に思っているので、実は【悲報】「LINE Payカード」2%ポイント還元が5月31日で終了と「悲報」とやや煽り気味に書きましたが、絶対にそんなことはないよな、スマホ決済で勝つ算段が整ったからこそ「LINE Payカード」の2%ポイント還元を終了するんだよな、と思う訳です。
使える場所が増え、それがまた2%ポイント還元であるならば、引き続き「LINE Pay」を使いますよね?
現在はローソンで「LINE Pay」を使うと15%ポイント還元というすごいキャンペーンをやっているのでローソンで買い物する機会が多いのですが、こんな風にiPhoneのウィジェットからコード支払いができて、クレジットカードを出す手間すらありません。
貯まったLINEポイントはそのまま「LINE Pay」の支払いで使ったり、残高にチャージすることも可能です。ポイント還元申請みたいな作業に手間がないのも「LINE Pay」の魅力です。貯まったポイントがすぐに使えます。
日常生活でも周りで「LINE Pay」を使う人が増えているので、割り勘などの送金依頼も手間いらずになってきました。とりあえず小銭は「LINE Pay」にチャージしちゃいますし。
と、まあ個人的にも「LINE Pay」の思惑通りにウォレットレスな生活に慣れつつあるのですが、この先はもしかするとZaimやマネーフォーワード(追記:マネーフォーワードは連携できているそうです!)のような家計簿サービスとの連携もあり得るでしょうね。ウォレットは完全にネットにある、みたいな。
大いなる希望的観測ではありますが、こんな近未来がきっと描かれているはず! 「LINE Payカード」から「LINE Pay」がメインになっても、きっとメリットは引き継がれるはず! 期待してます!
以下のような記事もぜひご覧ください。
>>【LINE Pay】コンビニからネットからあらゆる買い物で使うとけっこうポイントが貯まる 〜慣れてきたキャッシュレス生活
>>【LINE Pay】小銭が貯まったらローソンでチャージすると便利!
追記:
競合だから楽天PayはAmazonで決済に使えるようになることはないと思うけど、LINE Payなら可能性あるのでは!? 例えばPCの画面に表示するQRコードを撮影、みたいな形もあるのではないかと思います。
「撮影して決済」はかなり強力で、個人情報を入力せずにネットショッピングできますよね。個人情報が紐付くから。ポイント還元あるならLINEポイントにすればいいし。クレジットカードがスマホ決済に置き換わる場面も増えるかも!?
追記:新たなインセンティブプログラムが発表されました。【LINE Pay】新インセンティブプログラム「マイカラー」相対的な利用状況でポイント還元0〜2%にという記事を書きました。