水道水に5分くらい手のひらを浸しておくと、血液を通して深部体温を下げることができる‥‥というライフハックが話題になっておりました。警視庁さん公式が紹介する、手軽に体温を下げるライフハック!というまとめです。
その方法を紹介しているツイートがこちらです。
水温10~15℃の水を洗面器に入れ、両手のひらを5分くらい浸すと、末梢血管内の血液を通して深部体温を下げることができるそうです。災害級の暑さと言われている今日、試してみてはどうですか。なお、氷水のように冷た過ぎると体を温めようとする防衛本能が働き、逆効果になるそうです。 pic.twitter.com/mgkGH0XkfL
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 19, 2019
手のひらを水道水で冷やすだけ。これなら手軽にできますね。冷たすぎるのもよくないそうです。
超お手軽な熱中症予防法を大公開!~『金のベンリ堂』 | NHK健康チャンネルで、その理由が解説されていました!
その秘密は、AVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管にありました。AVAとは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、普段は閉じています。ところが体温が高くなってくるとAVAが開通し、一度に大量の血液を通します。そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻っていくのです。
このラジエーター機能であるAVAが多く分布しているのが、手のひらや足の裏、頬だそうで、冷えたペットボトルを握っているだけで良いのだそうです。冷たすぎるとAVAが閉じてしまう可能性があるので、凍らせたペットボトルでもダメのよう。
暑い日にペットボトルのドリンクを購入したら、飲んで、しばらく手に持っているのが良いということですね。
覚えておこう、手のひらはラジエーター!