フリーターvs正社員の差は3億!という記事がありました。
ところで、フリーターと正社員の大きな差はやっぱり給料の差ではないでしょうか。ボーナスがあるのも正社員のいいところ。でも、具体的に給料の格差ってどのくらいになると思いますか? それを生涯格差で考えてみるとどのくらいになると思いますか?
この記事が検証して下さっています。
ちなみに、正社員とフリーターの格差は、
・現役時代の賃金格差
・年金生活時代の年金格差
で大きく差が出るそうです。
まず、学歴や性別ごとの生涯賃金が以下のように算出されています。
男性 高卒2.7億円、高専・短大卒2.8億円、大卒3億円
女性 高卒2億円、高専・短大卒2.3億円、大卒2.7億円
この時点で、
仮に毎月15万円で働き、年収で180万円程度で38年働いたとすれば、フリーターの生涯賃金は約6840万円ということになります。
ということで、いきなり差額は2億3,160万円になっています。
さらに老後はもっと差が広がるということで退職金も含めて計算されていますが、退職金に関してはあるところ/ないところ、今後は違いも出てくるでしょうから、とりあえず外しておくにしても、
フリーターの場合、将来受けられる年金は国民年金(老齢基礎年金)のみです。老齢基礎年金は月額にして6.6万円が上限で、未納期間に応じて少なくなります
ということですから、今の年金水準月額19.8万円と比較すると3倍の差があることになります。
ということで、超危険!フリーターの将来設計!という記事に繋がっていく訳ですが、正社員にしてもフリーターにしても、将来設計の重要性というのは非常に感じました。正社員だっていつ会社がなくなるか分からないですし、ましてや年金だってどのくらい支払われるのか分からないですから、早めの対策が必要ということでしょう。