「iPhone X」で採用されたOLEDディスプレイ「Super Retina ディスプレイ」について、Appleが「iPhone X の Super Retina ディスプレイについて」というサポートページを公開しています。それによると、素晴らしいディスプレイである一方で「残像」や「焼き付き」といった現象が起こる可能性があるとしています。
これもまた予想されることで、「残像」や「焼き付き」など、画面に新しい画像が表示された後も前の画像がかすかに残って映るといった現象も、起きるようになる場合があります。極端な例になると、高コントラストの同じ画像が長い時間表示され続けることもあります。
Appleとしては、こうしたOLEDの「焼き付き」現象の低減という点でも、業界最高を目指したということですが、OLEDの特性でもある以上、完全に解消することはできなかった、ということのようですね。
そのため「iOS 11」を搭載した「iPhone X」は、長期利用による劣化を極力抑え、Super Retina ディスプレイの表現力を長持ちさせる作りになっているということです。
ただし、以下のような注意点もまとめられています。
・iOSを最新バージョンにする
・「明るさの自動調節」を使う(設定>一般>アクセシビリティ>ディスプレイ調整)
・使っていない時は画面をオフにする(設定>画面表示と明るさ>自動ロック)
・静止画像を最大輝度で長時間表示し続けることは避ける
自動ロツクまでの時間が異常に早くなったように感じていたのですが、以前は2分で設定してあったものが30秒に変更されていました。
「明るさの自動調節」は以下のように行います。
ディスプレイをオンのままにしておくアプリがある場合は、コントロールセンターを使って明るさを一時的に低くしておけるという注意もありますが、Googleマップのようなナビアプリはどうなんでしょうね?
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