「iPhone 8」シリーズ、依然として売れ行きは振るわずという記事がありました。アメリカの話ですが、どうも奮わない「iPhone 8」シリーズの現状が浮き彫りになりつつあるようです。アメリカの投資銀行による調査結果だそうです。
具体的な数字などは明らかにされませんでしたが、iPhone 8シリーズの販売不調の原因については、発売を目前に控える「iPhone X」の存在に加え、「iPhone 8は、iPhone 7シリーズから大して進化していない」という印象が、多くの消費者の買い控えを誘発していることが指摘されています。
あくまでも個人的にですが、iPhone 8シリーズを買わない理由は思いついても、あえて購入する理由が見つからない‥‥のは、iPhone 7 Plusを使っているからというのも重々承知なのですが、iPhone Xのリリースが分かっていればやはり買い控えてしまいますよね。仕方ない。
アメリカではiPhone8よりもiPhone7が人気によると「多くのユーザーはiPhone8に十分な性能向上がなされていないと考え、iPhone7を選ぶ傾向にある」ということです。ワイヤレス充電とカメラ性能やCPUなどの向上よりも、価格の下がったiPhone 7の方が良いということなのでしょう。
iPhone8はなぜ売れないのかという記事にもなっていました。
「(米英の通信機器店を対象に実施した調査で)回答者の多くは、かなりの割合の客が新しいiPhone8ではなくiPhone7を買っていると言う。iPhone8には目立った機能向上が見られないことが原因だ」
それでもiPhone XがなければiPhone 8シリーズもそこそこ売れたのかな、という気もしないでもありませんが。なお、iPhone 8よりもiPhone 8 Plusの方が売れているそうで、カメラ性能を気にする人はPlusモデルということなのでしょう。
新iPhoneは高価でも“X待ち”の傾向 購入意識調査は日本の意識調査です。
この秋に販売を開始する新型iPhone「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の3機種のうち、どの機種を購入したいかという問いに対しては、実に58.7%がiPhone Xを購入したいと回答した。
日本でもiPhone X待ちのようです。特に「50代が70.4%と7割を超えており、基本的に年齢が高くなるほどiPhone Xを好む傾向が強い」ということですが、決して安い製品ではありませんからね。
「iPhone Xの機能の方が良いと思うから」(50.6%)「iPhone Xの方が高級感があるから」(46.7%)というのが、iPhone Xを選ぶ理由となっているということです。
iPhone 8の売れ行きは「7割」、Xは「それなりに発注したい」──ドコモ吉澤社長という記事でも、やはり日本でも「iPhone Xを待っている人がかなりいる」とNTTドコモの吉澤和弘社長がコメントしています。
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