「iPhone 5」発売後になり、KDDI田中社長のインタビューを目にする機会が増えました。同じ「iPhone 5」でも、auとソフトバンクでネットワークのチューニングが違うから待ち受け時間も違ったりして、事前に知りたかったよ〜、と思っております。
まずは、au版「iPhone 5」で真に注目してほしいポイント–KDDI田中社長が熱弁 – CNET Japanというインタビューから。
まず販売状況について具体的な数値については発言を避けたが、田中氏によれば、iPhone 5の全予約のうち約4割が新規の顧客だという。また、新規顧客のうち約8割がMNP(携帯電話番号ポータビリティー)でiPhone 5を予約しており、この数は2011年10月に発売された「iPhone 4S」の約5.5倍におよぶという。
ランキングでは上位にソフトバンクがいるものの、けっこうな数がソフトバンクから流れ込んでいるようです。
「この半年で技術陣が追いついて、チューニングなど相当な努力をしてくれた」ということで、それはバッテリの持ちにも現れているそうです。
アップルはiPhone 5の連続待受時間を225時間と公表しているが、au版はさらなるチューニングによって、これを260時間まで伸ばすことに成功したという。
公称的な数値とはいえ、バッテリの持ちがよくなるのは嬉しいことです。
さらに、LTEに関しても「電波のスキャニング」が施され「圏外なのにも関わらず、端末側で定期的にLTEの電波を検索するといった”無駄なスキャン”を行わない」のだとか。
また、au版では「eCSFB」技術を導入することで、待受時の消費電力の削減に成功。音声通話においても発信から着信までの時間が約4秒と、一般的なLTEと比べて約半分になった。そのため、緊急地震速報や緊急速報メール(災害、避難情報、津波警報)なども待機電力を消費せず、受信の時間も短縮できるという。
ぬううう。
続いて、キーパーソンインタビュー「お客に選んでもらえるように」KDDI田中氏のiPhoneへの思い – ケータイ Watchというインタビューもありました。内容的にはほぼ同じですが‥‥。
KDDIでは自社調べながら、同じ環境においてソフトバンクモバイルのLTE網では連続待受時間は160時間だったとした。さらに、測定から約70時間後のバッテリー残量はauが82%に対して、ソフトバンクは68%だったという。
端末は同じでも、ネットワークのチューニングで変わってくるものなのですね。
auはテザリング機能についても、Webサイトなどの閲覧中、通信が発生しないタイミングでは電波をアイドル状態にすることで通信を効率化し、省エネ運用できる仕組みを設けた。
逆に、こうしたチューニングはソフトバンクでも可能なものなのでしょうか。できることなら対応して欲しいなぁ。
「やっぱりちゃんとやってきた、という思いがある。(ソフトバンクとの)機能差は相当出てきたし、ネットワークについてもマジメにやって、料金についてもマジメにやってきた。それなのに、いろいろなバズが起こってうまく伝わらず、すごく不本意。せっかく技術屋さんとか、みんながこうしてやってきたのに、それがゆがんで伝わるのがすごく嫌だ。もっと正確に伝えたいと思う」
同じ「iPhone 5」で、こうした機能差があるのですね。
家族がソフトバンクだから、MNPも面倒だったし、孫社長が色々と「やりましょう」してくれそうだからソフトバンクを選択したけれど、もし事前にこうした情報を知っていたら‥‥(もちろんキャリアを選択する要因はこれだけではないと思いますけれど)。
ソフトバンクも頑張ってぇぇぇぇぇぇ!
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