「iPhone X」5.8インチの全面ディスプレイ、Face ID認証、ワイヤレス充電、A11 Bionic搭載し10月27日より予約受付開始

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AppleからiPhoneの10周年記念モデルと言えるフラッグシップモデル「iPhone X」が発表されました。「iPhone X」は、噂通りの5.8インチ全画面ディスプレイはSuper Retinaディスプレイ、顔をマッピングするTrueDepthカメラシステム、顔認証のFace ID、ワイヤレス充電といった機能を備え、2017年10月27日より予約受付を開始します。日本での発売は11月3日となります。

「iPhone X」主な特徴

■5.8インチのSuper Retinaディスプレイ

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「iPhone X」ではオールスクリーンディスプレイによる革新的なデザインを採用し、ディスプレイはデバイスの曲面に正確に沿って、優雅な丸みを帯びています。5.8インチのSuper RetinaディスプレイはiPhone初のOLEDスクリーンです。

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全面ガラスの前面と背面は、これまでにスマートフォンに採用された中では最も耐久性のあるガラスで、さらにボディの周囲は研磨した、医療に使われているものと同じグレードのステンレススチール製のバンドで継ぎ目なく包んでいます。耐水・防塵性能も備えています。

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「iOS 11」は、Super Retinaディスプレイを最大限に活用できるよう再設計されており、ホームボタンをジェスチャーに置き換えています。

ホーム:画面の一番下から一回スワイプするとホームに戻れる。

マルチタスキング:画面を上にスワイプして止めるだけで開いているすべてのアプリケーションを表示。

コントロールセンター:画面を下にスワイプするとカスタマイズできるコントロールセンターを表示。

Siri:サイドボタンを長押しするとSiriが起動。

Apple Pay:サイドボタンのダブルクリックでApple Payが起動。

■Face ID認証

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Face IDは、ドットプロジェクタ、赤外線カメラ、投光イルミネータで構成さ
れるTrueDepthカメラシステムを使う顔認証システムです。Face IDでは、30,000以上の目に見えない赤外線ドットを投射し顔の数学モデルを作成し「iPhone X」を注視した時だけロックを解除します。

A11 Bionicチップの機械学習により、メガネをかける、帽子をかぶる、ヒゲを生やすといった外見の変化も認識します。

■TrueDepthカメラ

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フロントの新しい7メガピクセルTrueDepthカメラは、広色域キャプチャ、自動イメージ補正、正確な露出コントロールを特長とし、前面カメラによるポートレートモードは被写界深度エフェクトも使用することが可能で、背景をぼかしたセルフィーの撮影が可能です。

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「iPhone X」の背面には、再設計されたデュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備えたデュアル12メガピクセルも搭載しています。広角カメラのf/1.8開口部と、改良された望遠カメラのf/2.4開口部を組み合わせることで写真やビデオの品質が向上。暗所での高速なオートフォーカスやより美しいHDR写真が可能になります。

クアッドLED True Toneフラッシュは従来の2倍の均一性の照明を作り出し、スローシンクロ撮影にも対応します。

新しいカメラは手ぶれ補正、最大60fpsの4Kビデオ、最大240fpsの1080pスローモーションビデオなどにも対応します。

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前面/背面どちらのカメラでも、ポートレートライティングを用いたポートレ
ートモードでは、iPhone上でドラマチックなスタジオ照明エフェクトが可能になり、5種類の異なる照明スタイルを使って、浅い被写界深度エフェクトで印象的なポートレートを撮影することができます。

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TrueDepthカメラでは、アニ文字という新しい方法で絵文字に使うことができます。TrueDepthカメラでは、A11 Bionicチップと連動し50以上の異なる表情筋の動きを撮影・解析することで、この表情をパンダ、ユニコーン、ロボットなど、12種類あるアニ文字のいずれかに反映させることができます。これは「iPhone X」の「メッセージ」アプリで利用できる機能です。

■A11 Bionic

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A11 Bionicは6コア設計のCPUを特長とし、A10 Fusionチップと比べて、2つの高性能コアは25パーセント高速、4つの省電力コアは70パーセント高速になり、業界屈指のパフォーマンスとエネルギー効率を提供します。新しい第2世代のパフォーマンスコントローラは、6つのコアをすべて同時に管理し、iPhone 7より2時間長い駆動時間を実現します。

A11 BionicはAppleが設計した3コア構成のGPUも内蔵し、前世代よりも最大30パーセント高速な描画性能を実現します。

A11 BIonicはデュアルコア設計のニューラルエンジンを搭載し、リアルタイム
処理時には毎秒最大6,000億回の演算処理を実行できます。A11 BIonicのニュ
ーラルエンジンは、特定の機械学習アルゴリズムを想定して設計され、Face
ID、アニ文字、その他の機能を可能にしています。

■ワイヤレス充電

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ガラス製の背面デザインがワイヤレス充電を可能にします。ワイヤレス充電は、Belkinとmophieから出ている2つの新しいワイヤレス充電マットなど、既存のQi規格に対応。

Appleは、2018年に自社設計のワイヤレス充電アクセサリ「AirPower」の発売を予定しています。iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xのユーザーは、Apple Watch Series 3、新しいAirPods用のワイヤレス充電ケース(別売)などを含む最大3台のデバイスを同時に充電することができます。

「iPhone X」へのコメント

Apple CDO(最高デザイン責任者)ジョニー・アイブは次のようにコメントしています。

「10年以上もの間、私たちが考えてきたのは全面ディスプレイのiPhoneを作ることでした。そのビジョンを実現したのがiPhone Xです。10年前のiPhone発表時には、私たちは携帯電話をマルチタッチで変革しました。iPhone Xは、iPhoneの新しい時代、デバイスがユーザー体験に完全に溶け込む時代の幕開けを告げるものになるでしょう」と、

Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは次のようにコメントしています。

「iPhone Xはスマートフォンの未来です。革新的なTrueDepthカメラシステム、美しいSuper Retinaディスプレイ、ニューラルエンジンを備えた超高速のA11 Bionicチップのような、素晴らしくかつ新しいテクノロジーを満載しています。iPhone Xでは、Face IDによるiPhoneのロック解除に始まり、没入型のARゲームのプレイ、アニ文字を使ったメッセージのやり取りまで、流れるようにスムーズな新しいユーザー体験が可能になっています。これこそiPhoneの次の10年の始まりです」

「iPhone X」の価格と販売

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「iPhone X」のカラーバリエーションはシルバーおよびスペースグレイです。容量は64GBまたは256GBです。価格は112,800円と129,800円です。

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日本を含む以下の国と地域では「iPhone X」の予約注文は10月27日(金)から、店頭販売は11月3日(金)から開始予定です:アンドラ、オーストラリア、オーストリア、バーレーン、ベルギー、ブルガリア、カナダ、中国、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グリーンランド、ガーンジー、香港、ハンガリー、アイスランド、インド、アイルランド、マン島、イタリア、日本、ジャージー、クウェート、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、メキシコ、モナコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、プエルトリコ、カタール、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国、米領バージン諸島。

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