気づけば「iPhone 16」のリリースまであと1週間です。様々な新機能の噂が出てきており、ほぼ情報としても出揃ったでしょうか。
改めてMacRumorsが、iPhone 16 Launch Month Is Here: Everything We Knowとして分かっていることをまとめていたので、これまでの情報と交えて気になるところをピックアップして紹介します。
「iPhone 16」新機能の噂まとめ
「iPhone 16」が発表されると目されるスペシャルイベント「It’s Glowtime」は、2024年9月10日(日本時間)に開催されます。
大きなディスプレイ
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」はディスプレイサイズがiPhone史上最大となり、それぞれ6.27インチと6.86インチになるとされています。
カッコ内はiPhone 15 Proとの比較です。
・「iPhone 16 Pro」のサイズ
厚さ:8.25mm
高さ:149.6mm(+3mm)
幅 :71.45mm(+0.85mm)
画面:6.3インチ(6.1インチ)
画面の境界線:1.2mm(-0.51mm)
重さ:194g(+7g)
・「iPhone 16 Pro Max」のサイズ
厚さ:8.26mm(+0.01mm)
高さ:163.0mm(+3.1mm)
幅 :77.58mm(+0.88mm)
画面:6.9インチ(6.7インチ)
画面の境界線:1.15mm(-0.4mm)1.55mm
重さ:225g(+4g)
垂直カメラレイアウト
「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では垂直のカメラ配置になります。垂直のカメラレイアウトにより、空間ビデオ録画が可能になると予想されます。
バッテリーの変更
「iPhone 16(6%増)」と「iPhone 16 Pro(9%増)」「iPhone 16 Pro Max(5%増)」ではバッテリー容量が増加すると予想されるものの「iPhone 16 Plus」は容量が9%減少すると言われています。一方、エネルギー密度を高め、ラインナップ全体の寿命を延ばす可能性もあります。
iPhone 15 Proと比較すると、以下のように増加します。
Pro:3,274mAh → 3,577mAh(+9.25%)
Pro Max:4,422mAh → 4,676mAh(+5.74%)
キャプチャボタン
「iPhone 16」全モデルに新たに搭載される「キャプチャボタン」は、ボタンを左右にスワイプしてズームイン・ズームアウトしたり、軽く押してフォーカスしたり、強く押して録画を開始したりする機能が追加されます。場所は右下です。
アクションボタン
「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」にもアクションボタンが搭載される予定です。フラッシュライトの起動、カメラのオン、ショートカットの起動などが可能です。
超広角レンズのアップグレード
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」では、アップグレードした48メガピクセルの超広角カメラレンズが搭載されます。特に暗い環境で、0.5倍モードで撮影した場合の写真の品質が向上します。
超望遠カメラ
「iPhone 16 Pro Max」の光学ズームが、300mmを超える超望遠になる可能性があります。現在の望遠レンズは77mmレンズに相当するため、ズーム機能が大きく向上する可能性があります。
テトラプリズムレンズ
「iPhone 16 Pro」にも光学5倍ズームが搭載されると予想されています。
より高速なWi-Fiサポート
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」ではWi-Fi 7が搭載され、2.4GHz、5GHz、6GHz帯で同時にデータ転送が可能になると予想されています。「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」は、Wi-Fi 6Eをサポートすると噂されています
A18シリーズチップ
「iPhone 16」の4つのモデルすべてにA18チップが搭載される予定ですが、標準モデルとProモデルを区別するため、A18とA18 Proのような名前を付ける可能性があります。
40Wの急速充電と20WのMagSafe
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」は、40Wの有線急速充電と20WのMagSafe充電をサポートすると噂されています。
アップグレードされたマイク
Appleは、Apple Intelligenceで強化されるSiri体験を改善するために「iPhone 16」のマイクの大幅なアップグレードを計画していると言われています。
熱の低減
Appleは「iPhone 16」シリーズ向けにグラフェンサーマルシステム(graphene thermal system)を開発中との噂があります。グラフェンというのは銅の10倍の熱伝導率を持つため、ヒートシンクには最適な素材です。「iPhone 16 Pro」では熱を抑えるため金属製のバッテリーケースが追加される可能性もあります。
拡張ストレージ
AppleがNANDフラッシュを高密度のものに切り替えたことで「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」のストリージが、1TBから2TBに増量されるという噂があります。
メモリの増加
「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」は8GB RAMを搭載すると噂されています(iPhone 15は6GB)。
超薄型ベゼルテクノロジー
「iPhone 16」シリーズは新しい超薄型ベゼル技術を使用してディスプレイサイズを最大化することを計画していますが、特に「iPhone 16 Pro」はベゼルが縮小され、Galaxy S24を抜いて世界最狭のベゼルを搭載するスマートフォンになるという噂があります。
新しいポリッシュチタン仕上げ
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」はポリッシュチタン仕上げにより、つや消し仕上げの「iPhone 15 Pro」よりも、以前に使用されていたステンレススチールに似た、より光沢のある外観になると言われています。
レンズフレアの低減
iPhoneのカメラレンズ製造プロセスに新しい原子層堆積(ALD)装置の導入し、反射防止コーティングにより、レンズフレアやゴーストが軽減されるという噂があります。
新しいカラーバリエーション
「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」は、ブラック、ホワイトまたはシルバー、グレーまたはナチュラルチタニウム、ローズまたはゴールドチタニウムが予想されています。
「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」は、ブラック、グリーン、ピンク、ブルー、ホワイトが予想されています。