Apple、AirDropの「すべての人」設定を10分間に制限へ

Airdrop everything

AirDropが便利だからiPhoneを使っている‥‥という人もいるかもしれません。Appleが、そのAirDropの「すべての人」設定を10分間に制限するようです。

Macworldが、Apple to limit AirDrop 'everyone' setting to 10 minutesとして伝えています。

Starting with iOS 16.1.1, users in China will find that the “Everyone” option has changed to “Everyone for 10 minutes.”

AirDropの「すべての人」設定が10分間に

AirDropは連絡先、写真、ビデオなどあらゆるデータをAppleデバイス間で直接送信する、高速で便利な方法です。最初の接続が行われると、データはWiFiを介して直接送信されます。

デフォルトでは、AirDropは「連絡先のみ」に設定されていますが「すべての人」に変更することが可能で、実際にはこの使い方が一般的なのではないでしょうか。

しかし「iOS 16.1.1」から、中国では「Everyone」オプションが「Everyone for 10 minutes」に変更されているそうです。

Macworldによると、AirDropが反政府デモの資料を広めるために人気があるそうで、10分間の制限を設けることがこの対策となっているようです。

しかし、AirDropはスパムに使用されることもあり、AppleはBloombergのMark Gurman記者に対して、この変更を2023年から世界的に行うことを認めたということです。