Appleが、iPhoneを非接触型決済端末にする「Tap to Pay on iPhone」を発表しました。2022年後半に、アメリカの加盟店がiPhoneと対応アプリを使って、Apple Payやその他の非接触型決済を利用できるようになるとしています。
Apple unveils contactless payments via Tap to Pay on iPhoneとして発表されています。
The new capability will empower millions of merchants across the US, from small businesses to large retailers, to use their iPhone to seamlessly and securely accept Apple Pay, contactless credit and debit cards, and other digital wallets through a simple tap to their iPhone — no additional hardware or payment terminal needed.
新型コロナウイルスの影響もあり、非接触決済の導入が進んでいると思います。QRコード決済はスマホで撮影するなどすれば良いですが、NFCチップを使用する非接触決済には専用端末が必要です。
「Tap to Pay」による、その専用端末としてiPhoneが利用できるようになるという発表です。
「Tap to Pay on iPhone」は、決済プラットフォームやアプリ開発者が自社のiOSアプリに組み込んで、決済オプションとして提供できるようになる予定です。
まずは「Stripe」が、2022年春に「Tap to Pay on iPhone」を提供する最初の決済プラットフォームとなる予定だとしています。「Tap to Pay on iPhone」は、iPhone XS以降に対応します。
「Tap to Pay on iPhone」は、近日公開される予定のiOSのベータ版で利用できるようになるということです。
（プレスリリース）
