これまでにも無線で繋いだiOSデバイスをMacの外部モニタ代わりにするというアプリはありましたが、タイムラグがあるのを懸念していた人もいるかと思います。iOSアプリ「Duet Display」は違います。ライトニングケーブル(有線)で接続するので、タイムラグゼロを実現しています。「Duet Display」を試してみたレポートです。
「Duet Display」を試してみた
まず「Duet Display」をApp Storeから購入します。通常1,500円のところ、今日まではリリースセールで1,000円だそうです。iPhone/iPadで使えるiOSアプリですが、とりあえず今回は「iPhone 6 Plus」で試してみました。
インストールした「Duet Display」を起動すると、Macにもアプリをインストールするよう促されます。指定されたURLにアクセスすると、自動でアプリがダウンロードされるので、インストールします(再起動が必要です)。
アプリを起動し、ライトニングケーブルで「iPhone 6 Plus」を接続すると、認識され、外部モニタとして接続されます。
最初は解像度などがおかしなことになるかもしれませんが、普通に外部モニタを接続した時と同じで、システム環境設定からディスプレイを開き、調整します。
iPhone/iPadが外部モニタとなる訳ですので、マウスカーソルがそのままiPhone/iPadの中に移動していきますし、またタッチ操作も可能です。
普通にYouTubeも再生して見られました。
今回は「iPhone 6 Plus」で試していますが、本格的に使うならiPad miniやiPadの方が画面サイズも広くて間違いなく便利でしょう。
解像度やフレームレートも調整することができます。60fpsで再生できるのも売りになっているようですが、30fpsでも通常の使用なら問題ないと思われます(むしろマシンパワーを食わなくていいかも?)。
アクティビティモニタでチェックすると、相応にCPUパワーは使ったているようですので、それなりにマシンパワーが使える環境が望ましいかもしれません。
何かの作業時にサブディスプレイが必要だったという方は、試してみてはいかがでしょうか。余っていたiPadが1,000円で外部モニタとして活用できるかもしれません。
「Duet Display」は1,000円のiPhone/iPadアプリです(セール後は1,500円)。
Duet Display
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,000