Qiというワイヤレス充電規格に互換性のあるiPhone 5/5s用ケース「BACKBONE」をスペックコンピュータよりお借りして試したのでレポートします! Qiは置くだけで充電が可能なワイヤレス充電規格です。iPhoneをQi対応のチャージボードに置くだけで、手軽に充電ができてしまいます。
つまりQi対応のチャージボードがあちこちにできれば、iPhoneを置くだけで充電できるという世界が広がる訳でして、こうした対応製品が徐々に増えていくのはとても大事なことだと思います。
ケース自体も、米国防総省が規定する米軍採用品規格MIL-STD-810F準拠の耐衝撃ケースとなっています。頑丈なケースですが、実は軽くて驚きました。そのケースに、充電パーツをはめ込むような形で、iPhoneをセットアップします。
パッケージには、ケース、充電パーツ、チャージボード、USBケーブル、液晶保護フィルムが同梱されています。
iPhoneケースには、すっぽりiPhoneをはめ込むタイプです。
裏返して、充電パーツをケースとiPhoneにはめ込むと準備完了です。この充電パーツの部分が、Qiと互換性のあるワイヤレス充電可能な部分になっているのでしょうね。
厚みは出るのですが、バッテリを内蔵しているケースではありませんので、思ったほどの重量にはなりません。細かい網目模様になっているので、手が滑るのも回避できそうです。
Lightningコネクタに充電パーツを取り付けるところがあるので、高さは出ます。ちなみに、充電パーツを換装して、リチウムイオンバッテリを装着することも可能だそうです。それで取り外しができるようになっているのですね。
でも感心したのは手触りの良さで、けっこう軽くていい感じで、これで本当に米軍採用品規格MIL-STD-810F準拠の耐衝撃ケースなの? と思いくらいでした。軽いのに、衝撃には強いんですね。
チャージボードは、裏側にUSBケーブルを挿します。
そこに「BACKBONE」ケースを装着したiPhoneを置けば、はい、すぐに充電スタート、です。何も考える必要はありません。ワイヤレス充電というのは、やはりこの手軽さが魅力的です。
「BACKBONE」自体にもmicroUSBがありますので、もしQi互換のあるチャージボードがなくとも、充電は可能です。
各スイッチ類へのアクセスも問題ありませんね。
あとは、チャージボードもついた「BACKBONE starter pack」自体は決して安い製品ではありませんので(18,360円)、他にQi対応製品を持っているとか、もしくは自分の行く先々にQi対応のチャージボードがあるとか、そういったことがあると購入しやすくなるでしょうか。ワイヤレス充電自体は、もっと広まって欲しいですねぇ。
SP1371:BACKBONE starter pack スターターパック iPhone5用ケース、専用充電ボード付き(Tread Orange スターターパック) | ||||
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