中国で導入されている、AirDropの「すべての人」設定の10分間制限を、Appleは「iOS 16.2」で全ユーザーに拡大するようです。MacRumorsが、Apple Expanding 10-Minute 'Everyone' AirDrop Limit to All Users With iOS 16.2として伝えていました。
With the launch of iOS 16.2, Apple is expanding an AirDrop limitation that was introduced in China with the launch of iOS 16.1.1. Going forward, AirDrop will be primarily restricted to Contacts Only, and the option to turn on AirDrop for “Everyone” will be limited to 10 minutes.
Apple、AirDropの「すべての人」を10分間制限
AirDropは連絡先、写真、ビデオなどあらゆるデータを、WiFiを介してAppleデバイス間で直接送信することができる便利な機能です。
デフォルトでは、AirDropは「連絡先のみ」に設定されていますが「すべての人」に変更することが可能です。
しかし「iOS 16.1.1」から、中国では「Everyone」オプションが「Everyone for 10 minutes」に変更されているそうです。
中国ではAirDropが反政府デモの資料を広めるために人気があるそうで、10分間の制限を設けることがこの対策となっているとも伝えられていましたが、スパムに利用されることもあるため、全ユーザーへと拡大されることになりました。
“Everyone”は10分間経過するとスイッチが切れ”Contacts Only “に戻るそうです。
