年内廃止予定の高崎競馬 ライブドアが参入計画があるそうです。
ライブドア(本社・東京)が、年内で廃止の予定になっている群馬県・高崎競馬への経営参画を計画していることが二十五日、分かった。競馬法改正で来年一月から馬券販売事務などの民間委託が可能になるのを受けたもので、堀江貴文社長が来月十日、同県の小寺弘之知事と会い、廃止の撤回と競馬開催事務を受託する新組織の共同設立を申し入れる。
プロ野球参入が段々難しくなってきている印象を持っていますが、そんな中、次の話題づくりという訳ではないのでしょうが、ライブドアでは地方競馬への経営参画を検討しているそうです。
その対象となっているのが年内廃止の決まっている高崎競馬。堀江社長は競馬好きでも知られていますし、個人的にはプロ野球よりも競馬の方が面白いのではないかと思います。
例えば、
・個人馬主になりやすい制度
・オンラインで馬券が購入できる仕組み
・データ活用予想サイト
・レースのストリーミング中継
など、規約上で可能なのかどうなのか分かりませんが、インターネットと組み合わせて全国展開するメリットは十分にあるのではないかと思います。レースがリアルタイムに見られて、馬券が購入できれば、自宅が場外馬券場に!
さらに記事を読み進めてみますと、
ライブドアの計画案によると、競馬の主催はこれまで通り群馬県と高崎市でつくる「群馬県競馬組合」とするが、同社と県、市の共同出資で設立する新組織(競馬施行受託先)が県競馬組合の委託を受け、インターネットを活用した馬券販売やネットでのレース中継を行う。出資比率はライブドアが過半を占める。
あ、やっぱり。
12年連続で50億円の累積赤字ということであれば、野球するよりお金もかからないんじゃないですか? ライブドアでは「首都圏に近く周辺人口の多い高崎競馬場の立地を高く評価。ネットを通じた馬券販売やレース中継によってファン層が拡大でき、広告収入も増えるため、黒字化が十分可能と判断している」ということです。
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きっかけは約1カ月前、高崎競馬の調教師、騎手を統括する調騎会有志が送信した一通のメールだった。「救ってほしい。応援してほしい」と懇願されたのを受けて、ライブドアは有志とともに再生案を策定。計画では同社と群馬県、高崎市の共同出資で新組織を設立し、競馬運営を請け負うというもの。