オススメのワインバーがあるよ。ってことで、池袋で刺身や羊肉や麻婆豆腐をはしご酒した後に移動した大塚で行ったのが、マデイラワインの品揃えが世界一ということでギネス認定されているワインバー「レアンドロ(大塚)」です。
「レアンドロ(大塚)」に行ってきた!
人通りのあまり多くない通り沿いに佇む店こそが、マデイラワインで有名な「レアンドロ」です。実はこの時は、マデイラワインが何なのか、知らずに訪れてしまったのです。
店内は、けっこう無造作にワインボトルやウイスキーボトルが置かれています。マスターもフランクな感じ接して下さいまして、ギネス認定されるような凄い店だとは思いませんでした。
しかし、目の前に見たことないようなラベルのボトルが並べられているのが分かると「あれ? なんかちょっと違う?」ということが分かってきました。
普通に1824とか1950という数字が見えるんです。
とりあえず何か飲みますかとメニューを見ると「マデイラワイン飲み比べセット」の文字。
「マデイラワイン」というのは、ポルトガル領マデイラ島で造られる酒精強化ワインのことなのだそうです。
ブドウ果汁が酵母によって醗酵している時に蒸留酒を添加することで、醗酵中のブドウ果汁のエタノールの濃度を上昇させて酵母を死滅させることによって、強制的に醗酵を止めるということを行う酒精強化ワインの1種
シェリーやポートワインと並んで、世界3大酒精強化ワインの1つに数えられるそうです(そういえばシェリー押しの店が浦和にもありました)。
甘口から辛くてまでの3種類を楽しめるということで、3人で3種類の飲み比べセットをお願いしてみました。
物凄い数のグラスが並んでしまいました。しかも、この飲み比べセット、そんなにお高くなかった気がするんですよね。マデイラワインを飲んでみたい人には、とてもお得な飲み比べセットだと思います。
マデイラワインはワインなのですが、どこなくウイスキーや紹興酒のような、濃厚な味わいのあるワインだと思いました。甘口から辛口まで飲み比べするとはっきりと分かるのですが、個人的には甘口が好きでしたね。
目の前に並んでいるボトルの数々を眺めるのも楽しいです。こんなラベル、見たことない! きっと高架だと思いますが、いつかは飲みたいですね、こういうのも。
マスター曰く「しまっておいてもしようがないからね」ということで、カウンターにずらずらと高価なボトルも並べているのだそうです。
初訪問だったのですが盛り上がり、サービスで女性の誕生年のワインを。30年以上前のワインですからね。ぼくも少し頂いたのですが、こんな歴史あるワインを飲んだの初めて‥‥。
と思っていたら、なんと1845年のワインもちょっと飲ませて頂くことができました。1845年ですよ!? 日本は江戸時代ですよ!? まさか、江戸時代のワインを口にすることができるとは‥‥(ちなみに1845年というのは葡萄が採れた年とのこと)。恐らく、この後の人生でこれより古いワインを口にすることは間違いなくないでしょう。
フラリと立ち寄るくらいのつもりで入店したのですが、マスターの話は楽しいし、ワインやウイスキーの品揃えには驚愕するし、なんだかとんでもないバーに出会ってしまいました。完全に「レアンドロ」と「マデイラワイン」の魅力に取り憑かれてしまいました。
生ハムも美味しかった〜♪
大塚駅は池袋駅からひと駅ですから、浦和からもそう遠くないんですよね。また行きたいと思います。ごちそうさま!!!!!
※この後は「おにぎり専門店 ぼんご」に行きました。