2016年5月25日のGoogleロゴは、女流作家・詩人の「ロサリオ カステリャノス」をモチーフにしたものになっています。1925年5月25日生まれなので、生誕91周年を記念したロゴとなっています。
日本語のWikipediaがありませんので、日本ではあまり知られていない人物かと思いますが、フェミニストとしても影響を残した人物なのだそうです。
代表作の一つは「バルン・カナン―九人の神々の住む処」です。
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1925年にメキシコで生まれた彼女はメキシコ国立自治大学を卒業した後、メキシコの先住民族の困難や、女性の生き方などをテーマとし、文学の道に進むこととなりました。
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ロサリオカステリャノスはその後も生涯を通じて文化や性による差別をテーマに文学作品や批評を書き続け、彼女の作品はフェミニストやカルチュラル・スタディーズに影響を与えたといいます。
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ロサリオ・カステリャノスが執筆を始めたのは、メキシコシティで知識人グループに属し読書の幅を広げてから。国立先住民庁職員時代の経験を活かして「バルン・カナン」から始まるチアバスを舞台にした作品を発表していくことになります。