2016年2月17日のGoogleロゴは「ルネ ラエンネック」をモチーフにしたものになっています。ルネ・ラエンネックは聴診器を発明し、それを利用した胸部の診察方法を考案したフランスの医師です。
「ルネ ラエンネック」は聴診器の発明者
ルネ・ラエンネック – Wikipediaによると、誕生日が1781年2月17日ですので、生誕235周年を記念したロゴとなっています。
特に患者が肥満の場合には、患者の胸に直接耳を押し当てるよりも、聴診器を使った方が遥かに聞き取り易いことをラエンネックは証明した。また女性患者の場合、直接的な触診は憚られるが、聴診器であればそうした問題も無い。
今ではあって当たり前、どんな起源かも考えたことのなかった聴診器ですが、およそ200年前から使われているのですね。
フランスの医師であるルネ・ラエンネックが聴診器を考案したのは、1816年のことでした。子どもが木の棒の端に耳をあてて遊んでいるのを見て、聴診器のメカニズムを思いついたのだそうです。そのため最初は今のような形状ではなく、1本の筒形の木でできた単純なものでした。双耳型の聴診器が発明されたのは、1855年のことで、アメリカの医師ジョージ・カマンが発明しました。