普段遣いではイヤフォンとして使え、いざという時には93言語対応の翻訳機にもなるワイヤレスイヤフォン「Timekettle M2」がMakuakeに登場しています!
※事前に「Timekettle M2」を送って頂きました。
翻訳できるワイヤレスイヤフォン「Timekettle M2」
以前に、財布に入る93言語対応スマート翻訳デバイスとして「ZERO」を紹介したことがありますが、あれのワイヤレスイヤフォン版も言えるのが「Timekettle M2」です。
カードなら場所はとりませんが、どこかに忍ばせておく必要があります。今回の「Timekettle M2」はワイヤレスイヤフォンなので、日常的に音楽を聴くためのデバイスとして携行するなら、こちらのほうが使い勝手はあります。
昨今は翻訳アプリも高機能なものが登場していますが「Timekettle M2」の強みはアプリとデバイスの組み合わせで使うという点にあると思います。
話したことをそのまま翻訳するなら一般的な翻訳アプリでもこなせますが、シーンによって使い方を変えるのは「Timekettle M2」ならではかな、と。
パッケージを開封して感じたのですが、意外な高級感というか、分かりやすく言うならApple感が強めです。手触りとか質感がとても良いのです。
さて、シーンによる翻訳モードの使い分けですが、3つのモードがあります。
1. タッチモード
お互いが片方ずつイヤホンをつけて話すことで、リアルタイムで翻訳できます。イヤホン上のタッチ操作だけで、双方向に翻訳音声が流れ、より快適で自然な会話が楽しめます。
2. スピーカーモード
自分はイヤホンをつけ、相手はスマホから話すことで、会話を翻訳します。道を尋ねる、料理を注文するなど、簡単な質問や会話で使えます。
タッチモードとは異なり、相手はイヤホンをつける必要がないので、海外旅行やビジネスなど初対面の相手でも気軽に使えます。
3. リッスンモード
自分のスマホで相手の話を聴きとることで、スマホでは文字起こし、イヤホンには翻訳音声が流れます。
外国語での講義やスピーチ、ニュースの聴きとり、自宅で外国語の動画を見る際にもおすすめです。
以下は“ひとりタッチモード”をしてみたログです。
右耳を英語に、左耳を日本語に設定し、一人で話してその翻訳を聞いたのですが、これがけっこうなスピードで翻訳していくのですよ!
手元のスマートフォンで自分が話した内容が正しく認識されているか確認することができますし、一般的な会話は十分にこなせそうと思いました。
リッスンモードを試している公式動画があります。
動画を一時停止する必要がありますが、かなりの精度で聞き取り→翻訳をしていることが見て取れます。
先日、行われたApple Eventの動画を見ながらリッスンモードを試してみたところでは、一時停止する必要があるのでリアルタイム視聴は難しいですが、過去動画なら一時停止も可能なので、半同時通訳してもらっているくらいの感覚で視聴できると思いました。
翻訳エンジンは複数を使用
これも「Timekettle M2」ならではだと思いますが、M2の翻訳エンジンにはTimekettle社独自のものをはじめ、Google、Microsoft、iFlytek、DeepLなど、世界を 代表する翻訳エンジンが使用されていることから、高品質の翻訳を実現しているそうです。
※DeepLは2020年12月末にアップデート搭載予定
オンライン翻訳では40種類93言語に対応しています(2020年10月時点)。オンライン翻訳言語は、購入後もアプリアップデートで随時無料更新されていきます。
オフライン翻訳機能も開発中
一般的な翻訳アプリはネット回線を必要としますが「Timekettle M2」はオフライン翻訳機能があります(別途料金が必要です)。
「Timekettle M2」の仕様など
充電ケースのサイズは34.91mm × 63.11mmです。カラーバリエーションはホワイト。充電にはUSB-Cを使用します。
クラウドファンディングでは30%オフの11,750円から出資が可能です。
・Bluetooth 5.0対応
・IPX4 生活防水対応(試験証明中)
・対応温度:0〜35°C
コーデック(音声圧縮変換方式):
・Qualcomm aptX (Android用)
・AAC (iPhone等のApple製品用)
イヤホン単体:
約6時間(音楽または翻訳)or 5時間(通話)
充電ケース込:
約30時間(音楽または翻訳)
フル充電時間:
約90分(充電ケース、イヤホンともに)
普通に音楽も聴けるイヤフォンだと思います(もともと音に対して強烈なこだわりがないのですが)。ゲームのプレイなども困ることはありません。
興味の湧いた人はどこでも使える、音楽も聴ける多機能イヤホン翻訳機「Timekettle M2」からチェックしてください!