真夏に長袖!なのに裸より涼しい「空調服」というナイスな記事より。
「空調服」という名のこの作業着、背中についた2基のファンが、体全体に風を送って汗を気化。気化熱で体が冷えるという仕組みで、お風呂上がりの濡れた体に扇風機が心地よいのと同じ原理だ。
この記事、カテゴリーをどこに分類するか悩みましたが「ガジェット」でいってみます。ということで、今日みたいにうだるような暑さの日(39.5度!)には絶対にスーツは着たくない訳ですが、仕事柄着なくてはならない日もありそうだということで、頭から湯気が出そうになっているところにこのニュース。欲しい! 一目惚れです。
2基のファンは一応、脇腹から背中あたりについていて、目立ちにくいようにはなっているようですが、涼しさと引き替えにコレを着られるかどうかは微妙なところですが、この暑さを考えたら着てもいいな、と思えます。スーツの上着を着てても涼しいんでしょうか? だったら最強アイテムだ。スーツ着てても涼しげ。
「Tシャツやタンクトップなど今までの夏服は、最も涼しい状態である“裸”に近づこうという発想。しかし、服を着た方が裸より涼しい、という逆の発想もあっていいんじゃないか」――元ソニーの開発者で、発明好きな市ヶ谷社長はそう話す。
本当ですね~。風呂上がりに扇風機にあたる心地よさを想像してしまいますよ。こういうのを考えた人はきっとたくさんいるでしょうけど、きちっとここまで商品化した人がいないということなんでしょうね。ソニースピリッツ!
そして驚くことにこの「空調服」は試作品とかでなくて、実際に買えるのが凄いのですよ。しかも楽天市場で(笑)
作業服タイプは品薄状態ということで、確かにエアコンが効かない、またはエアコンが使えない現場で働いている人には救世主でしょうね。嬉しいことにYシャツタイプは、M、L、LLの3サイズの在庫がまだ豊富だそうですよ。価格はに9,900円なので、涼しさと引き替えに1枚くらい買ってもいいかもしれません。
「今はクーラーを使っていない発展途上の国の人たちが将来、日本人のようにクーラーを常用するようになったら、エネルギー危機が起きる」――という危惧も、あながち間違っていないかもしれませんね。「10年後の夏には、空調服が当たり前になっていて、、『夏にTシャツを着るのっておかしいよね』なんて会話がされるようになれば」というのは本当にそう思います。最近の異常な暑さで、なんでエアコン付きのシャツがないんだ! ってちょうど思っていたところなんですよ。