Opera搭載「AH-K3001V」が目指したものという記事より。
「ユーザーにメリットがあるのはどういうサービスか。その結論がフルインターネットだった」と、企画担当の京セラ・事業推進部事業推進課マーケティング係の富家八栄子氏は話す。
この富家八栄子氏の写真が載っていまして、それを見ると若い女性のようなんですが、この方のお陰で「AH-K3001V」がバカ売れしているんですね。「フルインターネットができるブラウザは何か探してきた。その答えがOperaだった」(富家氏)。
携帯に比べてコストに厳しいPHSでは、何でも高機能な部品を使えばいいというわけではない。例えば「QVGA液晶にするか、カメラを31万画素にするかは最後まで議論があった」(大森氏)と言う。
そうでしたか。31万画素だったら買ってたかもしれないな。moblogを結構使うので、それが思いとどまらせてくれた感じです。
携帯からフルインターネットが使えることは、モバイルコンテンツ業界には大きな衝撃をもたらす可能性があるということで、それがどういうことかというと、
携帯版であれば月額数百円かかるコンテンツも、PC版ならば無料かつ高機能だからだ。電車の乗り換え案内コンテンツも、地図サービスも、各種ニュースも──いわゆるPC向けのコンテンツが無料で利用できてしまう。
これはそうだ。わざわざ月に数百円のコストをかけて、専用コンテンツを見ることはなくなりますね。
コンテンツポータルビジネスに力を入れてきた携帯各社の場合、そのビジネスモデルを突き崩すフルインターネットブラウザを採用するのは難しいのは間違いない
納得です。是非、実際の端末を見てみたいものです。
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電波の届くところならいつでもどこでも様々なWebサイトを見られるAH-K3001Vは、一度使うと手放せなくなる。移動中など、ちょっとした時間があればWebをチェックできる。また、メールのチェックもリアルタイム。すぐに自分のメインアドレスで返信できる。仕事に生活に広くネット活用している人、ネットが大好きな人には、とてもお薦めの端末だ。
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汎用的なJavaScript、SSLに対応しているため商用サービスサイトの多くにもアクセスできる。まだ多くを確認したわけではないが、筆者の利用している東京三菱銀行のオンラインバンキングは明細や残高確認も問題なく利用でき、ジャストシステムのオンラインストレージ「InternetDisk」でもファイルのダウンロード、アップロードが行えた。
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不具合は、アドレス帳の登録内容を編集したり削除したりする際に発生する可能性があるという。電話機の操作が正常にできなくなったり、アドレス帳データの一部が消えてしまうというもの。既に購入したユーザーは、アドレス帳の編集は21日まではしないほうが無難だ。
とりあえず AH-K3001V を24時間使用しての結論から言うと、「これはしばらく手放せない優れた携帯ブラウザ&メーラーだな」という素直な満足感。事前の評判通りの便利さ、スペックの十分さを確認出来た。手ぶらで出かけたい時に唯一台選ぶとしたらコレだな、と思える絶妙のモバイル・バランス感覚が素性の新携帯。