PDAの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押されという記事より。
シャープが、1990年代に大ヒットした携帯情報端末(PDA)「ザウルス」の生産を停止していたことが13日、わかった。
ついにシャープのPDA「ザウルス」が生産停止となったそうです。
老舗というか草分けというか、その歴史は非常に古いです。一番最後に使ったのは「SL-C860」でしたが、その前にも「PI-5000FX」あたりを使っていた記憶があります。日本語を手書き認識してくれたのに感動した覚えが。
「SL-C860」はbitWarpという、PHS回線のデータ定額通信サービスで利用し、この手のガジェットにはサッとネットに接続できるデータ定額が絶対に必要だと痛感したものでした。
その後、同じくシャープ製の「W-ZERO3」シリーズを使い、今に至るという具合です。
日本のPDAでは草分け的存在だが、パソコン並みの機能を備えた携帯電話「スマートフォン」の登場などで、役割を終えた。
ぼくが通信機能とデータ定額がPDAには絶対に必要と感じたように、流れはスマートフォンに移ったようです。現在の在庫がなくなり次第、販売も中止ということです。
最後の「ザウルス」は、2006年3月に発売された「SL-C3200」でした。
この液晶サイズにキーボード。高速データ通信とネットブックの隆盛が華やかな昨今を考えると、そういうカテゴリにザウルス的なミニPCが‥‥とか、携帯電話的なザウルスとか‥‥考えるとどうなるでしょうか。
しかし物語はひとまず終わりを告げるようです。お疲れさまでした。