美輪明宏 女子サッカー代表に「なでしこの名にふさわしくない」という記事がありました。ロンドンオリンピックでの表彰台での振る舞いが、なでしこらしくなかったのでは、と。
「ロンドン五輪でちょっと残念だったのは、なでしこジャパン。表彰台でのあの振る舞いは画龍点睛を欠きましたね。FIFAのブラッター会長からメダルをかけてもらいながら、観客とかテレビカメラのほうばかり向いて、Vサインをしていた選手が何人かいました。無視された会長さんも困惑気味な表情をされていましたよ」
確かに、メダルをかけて貰うか貰わないかのところで、かなりカメラを意識している選手がいましたね。ピースサインをしてたのも、よく覚えています。
「メダルをかけてくれる人に対して、礼も尽くさない態度。私はあれを見た瞬間に”なでしこ”という名前にふさわしくないと思いました」と美輪明宏。
やまとなでしこ – Wikipediaによると「日本人女性を可憐で繊細だが心は強いナデシコの花に見立てて言う美称」とありました。
そんな中、素晴らしかったのは澤穂希だそう。
「銀メダルを首にかけてもらうときも、ちゃんと会長さんの顔を見てニッコリ笑いながら”サンキュー”と言っていました。また決勝戦の試合終了後も、勝ったアメリカの選手のところに行って、祝福の挨拶をしていました。つまり、何をするにもしても礼節が大事だということです」
個人的にも、カメラは意識してもいいし幸せな気持ちが溢れ出す場だと思うけれど、メダルをかけてもらう時は、ちゃんとその人の方を向いてコミュニケーションすればいいのにな、と思った次第です。
次の表彰台ではどうなっているでしょうか?