城 サポーターに向かって引退表明という記事より。
サッカーの元日本代表FWでJ2横浜FCに所属する城彰二(31)が23日、今季限りでの現役引退を表明した。
J2の試合後、城彰二がサホーターに向かって「城彰二は今季限りでサッカー選手を引退します」と引退を表明したそうです。
チームは今、J2優勝争いの真っ最中。J1昇格はほぼ間違いないと思われるので(でも決定戦に回るかも)、後は優勝して最後を飾れるかどうか、というところです。
城は鹿児島・鹿児島実高から1994年に市原(現千葉)入りし、デビューから4試合連続ゴールを決めるなど話題を集めた。日本代表でも活躍し、98年ワールドカップ(W杯)フランス大会の初出場に貢献。国際Aマッチ36試合に出場、7得点をマークした。
そう、城のキャリアのスタートは市原でした。その後、横浜に移籍、さらにはスペインにも移籍しました。その後、横浜FCでプレーしていたのはご存知の通りです。
日本代表になり海外移籍まで果たした城が、J2でプレーしたのは驚きでした。でも、サッカーにしがみつく姿勢、そしてJ2に経験を残したことは素晴らしいと思います。
当時はまさか横浜FCがJ1に昇格するなんて、思いもしませんでしたから。甲府もそうですけど、J2でもお荷物と言われたチームが着実に力をつけてきたんですよね。
城はJ1通算95得点で歴代5位です。立派な数字を残し、現役を去ります。
元日本代表FW城が引退を発表によると「現役生活には100%満足している。思い出の試合はたくさんある」「サッカー界に恩返しがしたい。サッカーの楽しさ、感動を伝えたい」などと語ったそうです。
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左ひざは限界だった。高校時代に前十字じん帯を断裂。00年の日本代表の中国戦で再度痛めるなど古傷になっている個所だ。だましだましプレーしているが、試合後数日たっても痛みが消えないこともある。納得いくプレーができないことに悩み、8月ごろには「このひざではJ1で満足にプレーすることはできない」と今季限りでの現役引退を決意した。
懐かしの“お祈り”ポーズを提案したFW三浦は「気合を入れ直すため。あれ以来(97年)かな」と回顧。城の引退には「本人の決断。周りから言うことでない。あと2試合、悔いが残らないように」と言いながら「38歳が引退しても、オレ(39歳)より若いからな」と苦笑い。