札幌がオシム氏リストアップを認めるという記事より。
J2降格が決まった札幌の三上大勝強化部長(37)は20日、日本代表前監督のイビチャ・オシム氏(67)と息子アマル・オシム氏(41)を、来季の指導陣にリストアップしていることを認めた。
コンサドーレ札幌が、オシム親子を来シーズンの指導陣としてリストアップしているという話。
総監督としてイビチャ・オシム氏を、監督として息子のアマル・オシム氏を招聘するという計画のようです。
オシム氏の体調を考えれば監督は難しいため、総監督というポジションを考えるならば、監督には意思疎通の計りやすいアマル氏を、ということですね。
クラブ側は1カ月前からオシム氏をリストアップしていたという。「海外の実績、育成力があるから」と矢萩社長。チームは将来J1定着を目指して若手育成に力を注いでいる。J2降格が決定する前から指導力に定評のあるオシム氏は適任者とみていた。
オシム氏的にはJ1で優勝争いするようなクラブを指揮するよりは、J2からじっくりとチームを熟成させていく方が面白く感じるのでしょうかね。
金銭面についても、移籍が確実視されるダヴィの移籍金約3億円があてられるとみられています。
でも、札幌は寒いよ、オシム監督には。
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オシム氏はかつて弱小クラブのシュトルム・グラーツで選手を鍛え上げ、欧州チャンピオンズリーグ2次リーグにまで進出させた。千葉でも厳しい練習でチームを劇的に強化。05年にクラブ初タイトルのナビスコ杯を勝ち取った。
一部で日本代表前監督のイビチャ・オシム氏(67)を総監督、息子のアマル氏(41)を監督に招へいすると報じられたが「オシムさん側と正式な交渉はしていない。アマルさんは日本での監督歴が浅く、そんなに印象はない」と説明。
オシム氏は日本協会とのアドバイザー契約が今季限りで切れるが、川淵キャプテンは「オシムさんが来日したら一度会いたい」と明言。契約延長についても話をする予定だ。