スニーカーといえばここ20年くらいはずっとニューバランスを履いています。足に合うという理由が一つ、履きやすいという理由が一つ、そしてデザインが好きという理由が一つ。計3つの理由から選んでいたのがニューバランスです。
不満もなく冒険する気持ちもなかったのでずっとこのままニューバランスと歩んでいく人生だと思っていたのですが、ひょんなことから「KEEN」をご紹介頂き、レトロなキャンバススニーカー「コロナド III」を試させて頂くことになりました。
そうしたら‥‥これがかわいくてなかなか良いスニーカーだったんですよ! というお話です。
※「KEEN」から「コロナド III」を提供して頂き試しています。
「KEEN」はサンダルのイメージ
「KEEN」といえばつま先が保護されたサンダルのイメージが強くあります。ウェブサイトによると、つま先を守るサンダル「NEWPORT」が誕生したのが2003年のこと。個人的には最近に感じますが、17年前のことです。

ここからスタートした「KEEN」の歴史は、旅行やアウトドアアイテムにとどまらず、革新的なフットウェアを出し続けてきた‥‥のだそうです。全く知りませんでした。
知らなかったから「KEEN」にキャンバス生地のコンバースみたいなスニーカーがあるんだ! と驚きました。
そして今回の商品提供も何かの縁だと思い「コロナド III」を試させて頂くことにしました。ただし一点だけ「コンバースみたい」というところに若干の不安を抱えながら‥‥。
コンバースは100%靴ずれする
足の形状なのか、それとも歩き方なのか、何度かコンバースに憧れて履いたことがあるのですが、その度にカカトを靴ずれして撃沈‥‥自分の足にはキャンバス生地のスニーカーは合わないのだという結論になっていたのです。
だから「コロナド III」もちょっと迷ったのですが、別メーカーですし、もしかしたら大丈夫のでは、という希望を持って試させて頂くことにしました。
実は「コロナド III」の形がかわいいので興味津々になってしまったんですよね!
その結果はどうだったでしょうか!?
「コロナド III」の特徴
ウェブサイトから「コロナド III」の特徴を抜粋します。ユニークなのが、この特徴として挙げられていることが、靴としての機能だけではないんです。
1. 接着剤の使用を最小限に抑えたバルカナイズド製法
2. 天然原料による抗菌防臭加工を採用
3. 撥水・防汚加工に使用される過フッ素化合物を排除
いずれも環境にやさしいという「KEEN」の理念を体現しており、履き心地だけで靴を選ぶのとはまた違った選択肢を提示しているのです。
そもそも、靴を選ぶ時に環境に優しいかどうかというのは考えたことがなかったんですよ。そうか、靴を選ぶときにも環境を意識できるのかと、これは新しい視点ての獲得です。
だから今後、身の回りのものを選ぶ時に、環境へのやさしいいう視点から選ぶなら「KEEN」は有力な選択肢の一つとなるのは間違いありません。思わず「KEEN」の企業理念も読んでしまいました。
すると、他にも2004年のスマトラ沖地震で秋冬の広告予算100万ドルを災害支援などに振り向けたとか、ボランティア活動に協力しているとか「KEEN」のシューズを履いている人が履いていることを誇りに思えるような活動をしているのです。
2003年に創立以来、世界中のNPOへ寄付した金額は約16.5億円にものぼるそうです。
こういう活動はAppleの環境を意識しているところと似ているかもしれません。
「コロナド III」を写真で見てみる
「コロナド III」のカラーバリエーションは3色あります。ブラック、ネイビー、グレーです。ココでカラーチェックできますが、ネイビーはけっこう明るいです。グレーもそうです。
いま改めて確認するとグレーも可愛かったかなと思うのですが、服に合わせやすいかと思ってブラックにしてみました。
割りとガシガシと履いた後なので汚れがあります。わざとそのままにして写真を撮りました。
この丸みを帯びたつま先が「KEEN」のシューズの特徴ですね。幅も広めで、写真で見てもゆったりとしたイメージではないでしょうか。
ソール部分は厚め。つま先のガッチリが靴の周囲を覆っています。少しくらいの水たまりなら大丈夫そう。
靴底は周囲のパーツの内側にぴっちり収められていることが分かりますね。樽の蓋がピチッとしまっているみたい。こういう製法の靴は初めてみました。
この“ぷりん”としたカタチがなんとも言えずかわいいですよね。自分も丸みを帯びているので親近感を感じます。
「コロナド III」の履き心地はどう?
1ヶ月弱ほど履いてみた感想です。
最初に足を入れた時に「なんて履きやすいんだ!」と思いました。足全体をくるむ安心感というか、窮屈な感じは一切なく「うわぁ、歩きやすい」と思いました。
幅広でつま先もゆったりしているので、このくるまれ感がとても良いのです。
そしてこの手のキャンバス生地の靴として予想していた履き心地と全く違っていたのはインソールです。もっとゴムを踏んでいるみたいな感触かと思いきや、これがまたふわっといい感じなんですよ。
取り外してみたらこうなってました。
いい感じのやつが入ってましたよ。
ただぶっちゃけ、最初は靴ずれしました。靴ずれしたのは右足のかかとです。嫌な記憶が蘇ったのですが、左足は大丈夫だったので、履き方だろうと思って靴紐を少しギュッと縛ってみたんですね。そうしたら靴ずれにならなくなりました。
ただ、まだちょっと当たる感覚はあるので、このあたりはもう少し履いて足に「コロナド III」が馴染んでくるとまた違うのかな、と思っています。
「KEEN」との出会い
ニューバランス一辺倒だったスニーカー生活ですが、今後は「KEEN」も選択肢の一つとなりそうです。
同じタイミングでモニターしたコアラさんの記事を読むと次のように書いてあってこれは信頼度も高いなと思ったんですね。
▼オールスターの次はKEEN「コロナド」モニターレビューとKEENを選ぶ理由 – UKOARA.com
私物のKEENの靴も長年履いてるものばかり。特にスノーブーツ、トレッキングブーツ、トレッキングシューズなど「ギア」として購入した靴は10年近く履いてるけど全然壊れる気配なし。
エコでシューズを選ぶなら、壊れないというのも大事なことですよね。そして「KEEN」のデザインも嫌いじゃない。むしろ好き。だから夏のサンダルもいいかもなぁ、と思っているところです。
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