引退を表明した宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の中で、カステラであんを挟んだ菓子「シベリア」が登場し、注目されているそうです。宮崎映画に登場 菓子「シベリア」に注目という記事になっています。
製造開始は明治時代にさかのぼるが、最近では販売する店も減る中、7月20日の封切り後に「映画を見た」と店を訪れ、シベリアを買い求める客が急増しているという。
「シベリア」というネーミングだけに、シベリア発祥かと思いきや、さにあらず。日本の菓子です。
記事では、東京都の老舗パン店「築地木村家ペストリー・ショップ」に「シベリア」を買い求める人が相次いでいる、と紹介されています。
ちょうど、「風立ちぬ」の封切り直後。内田氏は、客から映画の話を聞いて、急に売れ行きが伸び出した理由に納得したという。7月から8月にかけて、例年より多い約600個が売れた。店の全商品の中で、最も売り上げが多い日もあったほどだ。
ぼくも「シベリア」のことは知っていますが、食べた記憶は数えるほどありません。甘いカステラに甘いあんこって、やっぱりちょっと抵抗があるんですよ、甘そうで。
記事によると、もともと「シベリア」はようかんをカステラで包んだもので「ようかんを、雪原を走るシベリア鉄道やシベリアの凍土に見立てた」「シベリア出兵の年に完成した」など諸説あるそうです。
カステラにあん、どうして「シベリア」なのかよく分かりませんが、菓子パンコーナーで見かけたら久しぶりに食べてみようと思います。
烏骨鶏シベリア4個セット | ||||
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